雑学

人種差別的表現を理由に世界無形文化遺産が取り消された話

ベルギーのアールストでは毎年3月に、600年以上の歴史があるカーニバルが行われています。 アールストのカーニバルと呼ばれていて、2010年にはユネスコの世界無形文化遺産に登録されていました。 ですが「人種差別的な表現」を理由にリストから除外されまし…

今の韓国に残る「創始改名」を理解するためのヒントの話

10日ほど前のこと、韓国のある法廷で和解が成立しました。 理由が「同じ姓だったから」というものですが、血縁を重視する韓国らしい出来事です。 ちょっと現代の日本人には分かりにくい感覚かと思います。 でも「創始改名」とは何だったのか、知るヒントにな…

AI(画像認識)は「知っている」ことは分類できるけれど、人間のように判断するのはニガテな話

韓国の伝統的な服である韓服……日本ではチマチョゴリという名称をよく使いますが、これは女性用に限定した呼び名です、チマがスカートのことなので。 iPhoneの写真アプリの自動分類機能では、この韓服が「着物」と認識されるそうです。 韓服だけでなく、チャ…

三重大学で白紙で出したレポートが「満点」評価された話

三重大学には「忍者の歴史」という授業があるのだそうです。 授業で伊賀流忍者博物館を訪ね、そこの感想をレポートにまとめる課題が出されたそうなのですが、1年生の女子学生が「白紙」で提出したレポートで満点評価を貰ったという記事がBBCにあがっていまし…

VOAが解説する北朝鮮の「主体(チュチェ)思想」についての話

「主体(チュチェ)思想」は元々は古代中国で生まれたものです。 近年では中国の抗日運動のスローガンとなり、現在では北朝鮮を象徴する言葉となり、その意味も随分変わったようです。 VOAの、英語を第二言語として学ぶ人向けのページLearning English内に、北…

ソフトウェアキーボーボ vs 物理キーボード入力対決の話

スマホやタブレットが普及してからマウスやキーボードを社会人になってから初めて触る、という若い世代が増えているそうです。 「コピペ(コピー&ペースト)」が通じない、とか「クリック」「ドラッグ」が通じない、なんて話を噂程度で聞いたりします。 そ…

木星の巨大な黒点…まさかモノリス?!の話

映画「2001年宇宙の旅」、観たことなくても音楽は超有名ですから、聞いたこと無い人の方が少数派だと思います。 その続編に、「2010年」という映画があります。80年代の映画ですが、第一作目に比べて知名度はあまり高くない印象です。(個人的にはこっちの方…

あーおいち(青い血)の話

青い血の生物というと、私はイカやタコくらいしか知りません。 ヘモグロビンの代わりにヘモシアニンという呼吸色素持っていて、この色素が青色だという話です、確か。 本来、赤い呼吸色素であるヘモグロビンを持つ人間の血は赤いはずなのですが、ごくごく稀…

邪馬台国九州説の証拠?の話

三国志の中では魏が一番好きです。 登場人物の中で一番好きなのが荀令君なのが大きな理由ですけれど、曹操は他の2人(劉備、孫権)と比較して間違いなく頭一つ飛び抜けたある種の天才であっただろうと思います。 で、そんな曹操の陵墓(お墓)は2009年に中国…

ネッシーの正体はウナギ?な話

数週間前に、イギリス北部のスコットランドにあるネス湖で調査にあたっていた研究チームがネッシーの正体を掴んだ、的な記事が出ていました。 近く調査結果を発表するということだったのですけれど、どうやら巨大ウナギである可能性が発表されたようです。

「反日種族主義」の話

「反日種族主義(반일 종족주의)」という書籍の共同著者の1人である李宇衍(イ・ウヨン)さん(落星経済研究所研究委員)が国連人権理事会(UNHRC)に、韓国の強制徴用の認識の間違いを是正勧告するよう意見書を送ったそうです。 本投稿で触れたい話はコレで…

韓国も日本をホワイト国から除外する名分は?な話

※「ホワイト国」の名称は廃止され「グループA」となりますが、輸出貿易管理令が改正施行される28日までは「ホワイト国」の名称を使用します。 韓国でも輸出管理は当然行われています。 「戦乱物質輸出地域区分」というもので「가(が)地域」と「나(な)地…

フロート選びに注意の話

今年の7月は涼しかったのでこのまま冷夏になるかと思われましたが、8月を目前にして急に暑くなってきました。 海難事故が増える季節です。 海辺で遊ぶ際には、最低限の予防と対策には敏感になっていて損は無いと思います。

通説は覆されるためにある話

イエネコの祖先はエジプトで家畜化された、と少し前まで言われていました。 ネコの姿を象ったバステトなんて神様もいますしね。

新50ポンド紙幣の話

日本では2024年度上期に新紙幣が導入される予定ですが、一足早くイギリスさんでは2021年終り頃までに新50ポンド札が流通することになるそうです。 新たに発表された新紙幣の肖像はアラン・マチスン・チューリング氏です。

死亡診断の基準は過去の悲劇の教訓から。でも故意なら避けられない話

死亡宣告された男性が実は生きており、埋葬直前に葬儀の参列者が手足が動いていると気が付いて事なきを得た、という事件がインドであったそうです。 この方は6月21日に交通事故で意識不明の重体となり、搬送先の病院で人工呼吸器を装着された状態でした。 病…

【免許更新】古い免許証は返して貰える話

令和に入って初めての免許更新に行ってきました。 今まで知らなかったのですが古い免許証は申し出れば持ち帰ることが出来るのだそうです。 6月生まれの私は有効期限が今ではあり得ない「平成31年7月」という表記になっています。 せっかくなので、平成の終わ…

謝罪の際の手土産はリンゴで決まり、の話

リンゴは「ふじ」が好きです。 朝一に見た中央日報さんの韓国語版の見出しを機械翻訳したらちょっと面白いことになりました。 韓国のムン・ジェインさんとロシアのプーチンさんが深夜首脳会談を行ったそうなのですが、遅刻魔のプーチンさんが111分遅刻してき…

新地図記号「自然災害伝承牌」の話

国土地理院のウェブ地図「地理院地図」に新しい地図記号「自然災害伝承牌」が掲載され、 過去に置きた自然災害の情報を伝えるモニュメントを地図上で確認できます。

「Chinese pig(中国の豚)」発言の話

昨日も「言葉は厄介」的な話題を取り上げましたが、今日も似たようなネタです。 今度は中国語と英語です。

青い街灯が犯罪を減少させるという誤解の話

犯罪が発生しにくいような環境作りを 防犯環境設計(CEPTED;セプテッド) と言うのだそうです。 一定間隔に街灯を設置して薄暗い路地の死角を無くすとか、環境自体に犯罪抑止効果を持たせるのですね。

紫陽花の話

北米原産のてまり咲き「アナベル」。 紫陽花がキレイな季節になりました。 江戸の頃はあまり人気ではなかったようですが、現代においては梅雨の季節と言えば紫陽花ですね。 我が家の庭先にもいくつか鉢があります。 古語では「よひら(四葩)」と言うそうで…

人間ではゲームでAIに勝てない話

チェスや将棋など、1対1の思考ゲームで人間がAIに負けたのは随分前です。 1997年にはIBMさんが開発したDeep Blueがチェスの世界王者に勝利しましたし、チェスよりルールが複雑な将棋も、2014年に強化学習という手法が取り入れられてからわずか3年後の2017年…

「ドイツを見習え!」という韓国さんこそドイツを見習って下さい、という話

今月、大阪で開催されるG20で大阪城を背景に恒例の記念撮影を検討しているらしいのですが、韓国さんがNGを出してくるかも、という懸念が出てきているそうです。 5月23日付の朝日新聞は「G20記念撮影、背景は秀吉の大阪城 韓国反発の恐れも」(※有料記事)と…

「Corea」を「Korea」に変えたのは日本ではないという話

韓国が根拠なくイチャモンを付けて来るネタの一つにアルファベット表記の「Korea」に関するものがあります。 ヨーロッパの古い文献ではもともと「Corea」だったのが、日帝時代に「Korea」に変えられた、という主張です。 アルファベット表記順に並べたときに…

集合体恐怖症と新型Mac Proの話

集合体恐怖症(Tryphobia;トライフォビア)とは、無数の穴や突起物、反復パターンの集合体に嫌悪感を抱くことを言います。 2000年代に入ってからインターネット上で広がったもので、学術的な裏付けのあるものではありませんでした。 心理学の面からアプロー…

芸術文化勲章の話

フランス文化省が運用する名誉勲章である芸術文化勲章(L'Ordre des Arts et des Lettres)が鳥山明先生に授与されたそうです。 おめでとうございます。 ハフィントンポスト(仏版)が報じています。 初の叙勲なので、階級はシュヴァリエになります。 ご本人…

「チバニアン」の話

77万年〜12万6千年前の地質年代の名称をラテン語で「千葉時代」を意味するチバニアンとして国際標準名とする動きが数年前から起こっています。 これが今ピンチだそうです。

左右盲と言語の話

「左右盲」というのがあるのだそうです。 病気というわけではないのですが、とっさに右と左を判断できずに一瞬迷う、という状態の俗称だそうです。 私はそういった経験は無いですが、母がその気があるのでなんとなく想像がつきます。 そんな「左右盲」につい…

京の次は富士山の話

2012年9月から運用を開始し、今年の8月に共用利用の終了が予定されているスパコン「京(けい)」の後継機の名前が「富岳(ふがく)」に決定したそうです。 「富岳」とはもちろん「富嶽三十六景」と言われるように「富士山」のことです。