母が「PCが変!」と慌てて呼びに来たので「なんじゃらほい」と見に行ったら女性のアナウンスが賑々しく騒いでいました。
「あなたのPCはダイニーバンクトロイヤに感染しています…云々…」
普段からこの手の重大なセキュリティエラーを知らせてくるものは広告だから無視して良いよ、と言っているのですが、☓を押しても閉じない上に音声メッセージが繰り返し流れ続けるのでパニックになったようです。
パニックを起こさせるための演出ですから焦って当然ですね。
Ctrl
+ Shift
+ Esc
でタスクマネージャーからブラウザをキルしました。
念の為、再起動してウィルススキャン、更に見覚えのないアプリがインストールされていないかも確認してみましたが大丈夫でした。
いつもの迷惑な広告型詐欺でしょう。
調べてみたところ、2年くらい前に流行ったもののようです。
当時と変わった所といえば電話番号ですね。
03-4520-8175から050-5806-9556に変わっています。(間違っても掛けないように!)
あと多分、エラー番号も変わっていたと思います。
特に怪しげなサイトを訪問したわけでもないのに突然表示されるというのが特徴のようです。
母も路線検索をしようと思ってナビタイムのページを開いたら突然表示されたと言っていました。
恐らく広告表示枠を正規に購入しているんだろうと思われます。
そこからリダイレクトして飛ばしているんじゃないでしょうか。
確かGoogleさんはChromeの機能として悪質な広告は表示しない、でも広告ブロックアドインは機能停止させるような施策を取ろうとしていたはずです。(悪質な広告の基準はGoogle側が定める)
日本ではまだ始まっていませんが(7月9日から開始予定?)、こうした広告はブロック対象として機能するんでしょうかね?
個人的には懐疑的です。広告に変わる収益モデルがもっと出てくれば良いんですけど。