足三里ー胃腸が不調のときの強い味方ーの話

どうも胃腸があまり強くない体質のようでして。
別に病弱を気取る趣味はないのですが、ちょっと寝不足気味だったり、夜中に飲食したりするとすぐに胃もたれを起こします。
「ストレス」ってやつがダイレクトに胃に響くタイプのようです。(これが厄介なんですよね、本人がさしてストレスと思っていなくてもくるので)

何時間経っても胃に食物が固形のまま残っているような…ずーーーーーんとした重たさが大変不快です。

そんなときはTVでたまたま見た足三里というツボに頼っています。


ツボって医学的には解明されていないんだそうです。
なんでかは分からないけれど、何らかの効果は認められるということでWHO(世界保健機構) でも2006年以降、361箇所の経穴(ツボ)を認定しています。


足三里は膝の少し下、向う脛の外側にあるツボで、代表的な胃のツボです。
正常な胃酸分泌を促して胃もたれを解消してくれます。


足三里の探し方

椅子に浅く腰を掛けた状態で、両手を膝に乗せます。
膝のお皿(丸い骨)の下側の際の凹みを指先で探ります。(スネの骨との境目です)
凹みに人差し指を当てた状態で、他の指を揃えます。
このとき、手首は無理に拗じらないでください。
お皿の凹みに指を添えた時点で、自然と足の横に沿うように腕が動いていると思います。手首もそのまま自然な向きのままにしてください。
その状態で、薬指と小指の当たっている辺りが足三里です。
※人によって多少位置がズレます。
 同じ位置でも、足を曲げた状態と軽く伸ばした状態でも刺激の入り方が変わります。
 強く押すと鈍い圧迫痛を感じるはずなので、周囲を探ってみてください。


指で押す場合は親指が力を入れやすいです。
ツボ押し用のスティックやゴルフボールなどで刺激するのもオススメです。


両方のツボを同時に押します。
5秒、ゆっくり息を吐きながら押し、息を吸いながらゆっくり力を緩めます。
5回〜10回繰り返したらOKです。

もしかしたら、既に暑く感じているかもしれません。
内臓の動きが良くなると血流が増えるので、体温が上がります。
すぐに胃もたれも軽くなります。


注意点

寝る前は避けてください。
睡眠中に内蔵の動きが活発になると熟睡できなくなります。