「ダイニーバンクトロイヤ」の対策の話

以前、「ダイニーバンクトロイヤ」という偽コンピュータウィルスの話をしましたが、どうもまた流行がやってきていたようで、最近この検索ワードで辿り着く方が多いようです。

↓以前の記事はこちら↓
ebiss.hatenablog.com


サポート詐欺なので、対応は無視一択なのですが、不安な方もいらっしゃるでしょうから…うちの母もパニクっていましたし、もう少し細かく調べてみました。


対策


まず最初に、対策について。


もし、セキュリティ警告が出た状態であればブラウザ(タブ)を閉じるだけです。
他は何もする必要はありませんし、何もできません。

この詐欺は広告を利用しているので、鬱陶しいことに避けようがありません。
遭遇したら、慌てず騒がず画面を閉じましょう。


手口についてはトレンドマイクロさんのセキュリティブログで詳細に解説されています。


もし次の段階に進んでしまったら…


この手の「サポート詐欺」は偽のサポートに電話をさせて契約を取り付けようとします。

遠隔操作ソフトのインストールを促し、サポート契約と称してクレジットカード払いで金銭を要求してきます。


この時点で金銭を支払わずに電話を切ったのなら、情報処理推進機構さんの記事の「4.セキュリティソフト等をインストールしてしまった場合の対処」を参考にシステムの復元 を行ってください。


万が一支払いまで完了してしまったのなら、ただちに 消費者センターに相談してください。
188に電話すると、最寄りの消費者センターの電話番号を案内してくれます。

クレジットカードには支払い停止の抗弁という制度があります。
特定の請求に関してのクレジット代金の支払いを停止する制度です。
この手の制度についても利用できるか相談してみてください。


...警察も中学生の女の子イジメてる暇があったら、こうした悪質なのを取り締まって欲しいものです。