19日に発表されましたが、北米と欧州向けに年内にGoogleさんがSTADIA(スタディア)というサービスを開始するそうです。
まだ詳細ははっきりしていませんが、クラウドゲームプラットフォームということで、据え置き機を必要としない形での参入のようです。
ネットサービスの一つとしてゲーム事業を深堀する、という感じでしょうか。
何より驚いたのはグラフィックを含めた高負荷な演算を全てサーバ側で行うというクラウドプラットフォームを最大限活用した形のシステムです。
これ、サラッと記事にされていますけれども、今までのゲームは基本的にPCや据え置きゲーム機の演算能力に頼っている形ですので、実は凄いことです。
インターネットに接続している端末さえ持っていれば、PCやスマホの性能に関わらず誰でもゲームをプレイできるということですから。
ゲームのラインナップなどはまだ不明ですが、Youtubeからボタン一発でゲームを起動する様子のデモ映像が公開されており、「アサシンクリード オデッセイ」での動作が確認できます。
Google's Stadia Announcement at GDC 2019 in Under 14 Minutes
既に100以上のデベロッパーに開発キットを提供しているそうなので、既存のゲームの移植も積極的に行われるかもしれません。
「脱ハード」の流れが加速するかもしれませんね。