「ロンリープラネット」が選ぶ「2019年アジア・太平洋地域ベスト旅行地」の第2位に日本の四国が選ばれました。(リンク先のサイトで、Top10のPVが視聴可)
日本だと「地球の歩き方」の方が知名度高い印象ですけれど「ロンリープラネット」は世界シェア25%と最大手なので、影響力は大きいです。
ただ、割と編集者の好みが強く出る傾向にあるようです。
ランキングを見てみるとよく分かりますが「リゾートビーチ」「信仰の地」「オリエンタル色の濃い場所」これらがキーワードとして見えてきます。
基本的には英語圏をターゲットにしたガイドブックですので、非日常を楽しむ旅行先としてはどうしても英語圏の文化・伝統から離れた場所、日常から離れたリゾート地に偏るのかもしれません。
Top10はこんな感じです。
- 1位 オーストラリア:マーガレット・リバーと西オーストラリア州南部
- 2位 日本:四国
- 3位 ニュージーランド:アイランズ湾とノースランド
- 4位 シンガポール
- 5位 クック諸島
- 6位 ベトナム中部
- 7位 フィリピン:パラワン島
- 8位 フィジー
- 9位 中国:北京
- 10位 カンボジア
日本の四国と、随分ザックリしていますが、「四国八十八箇所」が巡礼地として評価されたためのようです。
確かにそれなら「四国」で括ってしまう他ありませんね。
かずら橋で有名な祖谷と鳴門の渦潮、石槌山にも触れられています。
しかし外国人って「巡礼地」や「聖地」が好きですね。
手っ取り早く文化の深淵に触れられるからでしょうか?
個人的にはプリミティブな部分であるだけに、一番気を使うべき場所だと思います。
来られるならきちんと敬意を払って頂きたいですね。