北朝鮮の現状を米国はどう見ているのか?な話

VOA(한국어)にボルトン補佐官のインタビューが載っていました。
英語版にはベネズエラや香港、イランなど、いわゆる「ホットスポット」と呼ばれる何らかの動きが活発な地点についての見解が紹介されていますが、韓国(朝鮮)語版には北朝鮮問題の部分がより詳しく載っていましたので、そちらの内容をざっくり紹介します。


以下、【VOA】ボルトン補佐官「実務交渉再開を期待するが、核放棄の戦略的決定をするかどうかが重要」より概要です。


  • 板門店会談以後、実務者レベルでの実質的な交渉を行っていない。

  • 実務交渉の再開を期待するが、 現実的な問題は北朝鮮核兵器と運搬システムを放棄するための明確な戦略的決定を下すかどうか。

  • 金正恩以前の北朝鮮は、核プログラムの譲歩を対価として経済的利益を得てきた。
    しかし、経済的利益と権力の安定化を達成した後は、約束を反故にした。
    北朝鮮がこのような方法を繰り返すことができると思っているのなら、大きな間違いだ。

  • 中国は北朝鮮の核保有が北東アジアの不安定性をもたらし、中国の経済成長に害を及ぼすと信じている。

  • 最近の短距離ミサイル発射実験について


一時期、米が大幅譲歩するのでは…?とも言われていましたが、少なくとも米国側のゴールポストはまだ動いていないようです。