ユニクロへの業務妨害で書類送検の話

今月14日に、大田(テジョン)市西区のユニクロ店舗で営業妨害をした、として64歳のAさんが書類送検されたそうです。
総合ニュースの記事からです。


Aさんはユニクロ店舗で当時店内に居た他のお客さんに対して「日本製品なのに、買う必要があるのか*1」と言ったそうです。
お客さんの一部とは口論となり、営業妨害として警察に通報されるほどなので、それなりに騒ぎになったのでしょう。

この程度であれば不起訴処分になる可能性が高そうですが、とりあえず警察期間はまだ仕事をしているようです。

ユニクロの他の店舗では先月から店舗前で日本政府に抗議するリレー1人デモをやっているそうですが…日本政府への訴えを韓国のユニクロ店舗前で行うって、ちょっと斜め上の発想すぎて私には理解できません。


この記事のコメントで「いいね」が多いものの中に
「個人の選択は尊重するが、歴史意識のない無知な選択であれば教育する必要がある」
というものがありました。「いいね」の数は3000を超えています。

この手の意見もそうなのですが、「日本ではなくNo 安倍だ」と言いながら日本製品(・・)不買という動きに繋がる発想がよく分かりません。
個人の消費行動の是非を「歴史認識」でもって道徳的か否かと判断する道理も分かりません。
こんなことを言い出しちゃうと、日本企業の進出を国家レベルで規制していない韓国という国そのものが不道徳的で親日ってことになっちゃわないか?と思うのですけれど、そこら辺どうなんでしょう?

韓国人には韓国人なりの理屈でもって筋が通っているのかもしれませんが、そこの理屈が分からずモヤモヤします。


*1:原文「일본제품인데 꼭 사야 하냐(日本製品なのに必ず買わないといけないのか)」。語尾の「-냐」はぞんざいな物言いで、男言葉のようなもの。