ミッドウェー海戦で沈没した「赤城」を発見したという話

1942年6月のミッドウェー海戦で沈没した日本海軍の空母「赤城」がアメリカの調査チームによって発見されたそうです。

戦艦「武蔵」を発見したのと同じ調査チーム*1です。


場所は真珠湾から約2000キロ北西の太平洋中部、パパハナウモクアケア海洋保護区(世界遺産)で、深さ5000メートルの海底に沈んでいるそうで、海底探査機の映像とソナー画像、赤城が沈んだとされている場所を照らし合わせて確認されました。


CNNが映像を公開しています。

この調査チームは先だって16日には「加賀」も発見しています。
ミッドウェー海戦で沈没した日本の空母は全部で4艦(大破ののち自沈)、発券された「加賀」、「赤城」の他に「蒼龍」、「飛龍」です。
残り二艦の発見にも期待したいです。


*1:マイクロソフトの共同設立者であったポール・アレン氏(2018年死去)が設立した財団が組織しているチームで、太平洋戦争中の沈没船の調査に力を入れている。理由は明らかにされていない。
ただ、発見後も基本的に「そのまま」にしているため、よくある略奪目的の沈没船調査の途中での副産物、ということではなく、発見そのものが目的のように思われる。