2ヶ月経ったけど、まだ撤去できないゴールデン・レイ号の話

9月8日に転覆したゴールデンレイ号、2ヶ月が経ちましたが、後始末にまだまだ時間がかかるようです。
事故調査報告書が発表されるころには、韓国さんが「日本のせい」にしていたことなんて忘れられてそうです。


エンジニアが安全を確保しつつ、そのままの状態で引き上げることは不可能と判断したため、バラバラにてパーツ毎に引き上げる作業を行うのですが、バラしてしまっては事故調査が行なえません。
そのため、先に内部調査が行えるように船体を安定させる必要があります。


しかし、洗堀(せんくつ)という、水の流れや波の影響で、川底や海底などの土砂が洗い流される現象が船尾と船首で確認されています。海底が動くと、船も動きますので、安定しません。まずそれを食い止めなければいけません。
また、流された土砂による侵食も起こります。

それらを防ぐために、ゴールデンレイ号の周囲に岩で囲いを作り、海底の砂の流出を防ぐ作業がぶっ続けで行われています。
ローカルニュースは、10月29日の時点で「天候が許す限り週7日間作業して撤去準備にあたっている」と報じています。(The Brunswick Newsより)


燃料の汲み取り作業は順調で、汚染物質の流出は、ほぼ確認されていません。