テニスの話

ATPツアーファイナルが終わりました。
勝戦は、日本時間の深夜3時だったので、流石に観戦は諦めました。(フェデラーは敗退したし…)


優勝はギリシアのチチパス、21歳のアグレッシブベースライナーです。
昨年のネクストジェネレーション*1の覇者でもあります。

予選Aグループの最終戦でこそ、ナダルに負けましたが、ズベレフ、チチパスにはストレート勝ち、ナダルに対しても、なかなかブレークさせない脅威の粘りを見せていました。
準決勝ではフェデラーにストレート勝ち。こちらでもブレークポイントを握られてからの粘りが凄まじかったです。
コートカバー力も高いですし、なんていうかホント隙なしという感じで強かったです。


勝戦は、ティエムの攻撃的なプレーで第1セットと第3セットはタイブレークにまで縺れ込み、ツアーファイナルに相応しい見ごたえのある試合だったようです。(多少無理してでも見れば良かったな…)



今回のツアーファイナルは、ジョコビッチナダルフェデラーBig3が三十代、ズベレフ、メドベージェフ、チチパス、ベレッティーニ(イケメン。ココ重要)の若手が二十代前半で、ティエムを除くと二十代後半の「中間層」が居なかったのが印象的でした。ちょうど、錦織くん世代です。

若手の台頭が目覚ましいですが、フェデラーに代表されるように、スポーツ医学の進歩で適切なトレーニング管理を行うことで選手の寿命がもの凄く伸びてきています。中堅組にも期待してます。


*1:2017年から次世代選手育成を目的に始まったタイトル。21歳以下のみ参加可。