AirlineRating.com から世界の航空会社ランキング2020が発表されました。
安全性評価★7(最高評価)を獲得している航空会社を対象にしています。
その上で、乗客サービスなどの品質と、利用者からのフィードバック、収益性など12の項目を評価して7人の審査員により格付けされます。
順位 | 航空会社名 | 2018年 |
---|---|---|
1 | ニュージーランド航空 | 1 → |
2 | シンガポール航空 | 3 ↑ |
3 | 全日本空輸(ANA) | 7 ↑ |
4 | カンタス航空 | 2 ↓ |
5 | キャセイパシフィック航空 | 9 ↑ |
6 | エレミーツ航空 | - |
7 | ヴァージンアトランティック航空 | 5 ↓ |
8 | エバー航空 | - |
9 | カタール航空 | - |
10 | ヴァージンオーストラリア | 4 ↓ |
11 | ルフトハンザ | - |
12 | フィンエアー | - |
13 | 日本航空(JAL) | 10 ↓ |
14 | KLM | - |
15 | 大韓航空 | 8 ↓ |
16 | ハワイアン航空 | - |
17 | ブリティッシュ・エアウェイズ | - |
18 | アラスカ航空 | - |
19 | デルタ航空 | - |
20 | エディハド航空 | 6 ↓ |
※2018年は上位10位のみの発表。
ニュージーランド航空が1位になるのは6度目です。
日本の航空会社である全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)が入っていますが、結果は対象的です。
7位だった全日空は4ランクアップで3位になったのに対し、10位だった日本航空は3ランクダウンの13位です。
詳細が発表されるのは上位のみですので、日本航空のランクダウンの理由は分かりません。
全日空は、機内設備とサービスが評価されています、(ビジネスクラスのシートは、一般的な航空会社のものと比べて5cm広く設計、24時間前までであれば機内食を複数の料理から選べる、和食可、手荷物を2つまで持ち込み可…など他の航空会社との差別化)
他に航空会社への賞として、SKTRAXが発表している World Airline Awards というものがあります。
こちらは利用者による投票のみで選ばれるので、より消費者目線の賞と言えるかもしれません。
今年の6月に発表された2019年の賞でも、全日本空輸は3位(2018年も同位)、全日空は13位(2018年は12位)でした。ほぼ変わりません。
ただ、ニュージーランド航空は17位(2018年も同位)でして、AirlineRatings.comとはかなりの差がありますね。
AirlineRatings.comは消費者に直接関係のない収益性や機体の運用年数なども評価対象に含まれますから、その差でしょうか。
利用客としての顧客満足度が高い順という意味でなら、SKYTRAXの方が体感に近い結果が出ているのかもしれません。