「慰安婦像を撤去せよ、水曜集会を中断せよ」と訴える話

昨日の水曜集会の対抗集会に関連してですが、李宇衍(イ・ウヨン)さんは、この集会(記者会見の体)をFacebookで事前告知していました。

その直前には慰安婦像の撤去と水曜集会の中断を呼びかける檄文を飛ばしています。なかなか読み応えが会ったので紹介します。


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李宇衍さんのFacebookより

以下訳。

歴史歪曲反日助長の慰安婦像を撤去せよ
歴史歪曲反日助長の水曜集会を中断せよ

慰安婦銅像は歴史を歪曲し、日韓関係を悪化させます。慰安婦銅像は「連行された少女」という歪曲されたイメージを作り出し、国民たちにこれを注入・伝播します。しかし、慰安婦は10代はじめの少女ではなく、平均的に20代半ばの成人でした。水曜集会に参加した子供の小学生の女の子がマイクを握って「私のような年齢の少女が日本に連れて行かれた」と言うのが実情です。

慰安婦銅像は、複数の画像や映画などを組み合わせながら、慰安婦が日本の官憲によって強制的に戦場に連行された存在、というイメージを形成し、国民にこれを宣伝するために利用されています。しかし、慰安婦の大部分は就職詐欺や人身売買を通じて慰安婦になりました。そのような犯罪の加害者は日本の官憲ではなく、義理の父のような朝鮮人の知人たちでした。

慰安婦銅像は韓国人たちが崇拝する偶像になってしまいました。冬になるとマフラーと手袋を着けて厚いショールを掛けてくれます。慰安婦の形状を作ってバスに乗せ市内を運行します。成人が像にお辞儀をします。このような滑稽な行動が偶像崇拝ではなくて何なのでしょう!

日本大使館の前に建っている慰安婦銅像は違法造形です。2011年の設置時に挺対協(現正義記憶連帯)は管轄区の許可を得ずに勝手に像を設置しました。政府は反日種族主義に便乗したり、これを助長する大衆追随的・人気迎合的な態度*1で像の設置を追認しています。

市民団体と大学生が2016年に釜山の日本総領事館前に奇襲的に設置した慰安婦銅像も同様です。また、この像は[外交関係に関するウィーン条約22条]に規定する「公館の安寧の妨害または公館の威厳の侵害」に相当する設置物です。このような状態は慰安婦銅像の撤去を主張します。

1992年から開催された水曜集会も歴史を歪曲し、日韓関係を悪化させます。水曜集会は像を崇拝する前近代的で虚構的なお祓い集会であり、歴史を歪曲する公算を利用した定期的で日常的な政治集会です。全教祖所属の教師など、一部の教師は「現場学習」という名目で学生を水曜集会に牽引しています。

中高生だけでなく低学年の小学生も動員対象です。定例化した水曜集会は大人たちにも常に反日種族主義を喚起させます。

水曜集会は事実上の不法集会です。[外交関係に関するウィーン条約]に基づいて、韓国では外交公館100メートル以内の地域でのデモは禁止されています。しかし、水曜集会は記者会見の形式で毎週開催されています。それこそ小細工を弄して日本を冒涜し、それによって日韓関係を悪化させて日本人に定期的に傷を与えているのです。慰安婦銅像は撤去されるべきで、水曜集会は中止する必要があります。

李宇衍(イ・ウヨン)さんのFacebookより


不思議なことに、言葉のプロであるはずのメディアの記事を訳すよりずっと翻訳しやすかったです。
恐らく単純な機械翻訳でもそれほど支離滅裂な文章にはならないと思います。それだけ文章能力が高い、ということなのでしょうか…?

しかし、これだけの事を素性のはっきり(身バレ)している韓国在住の韓国人が堂々と述べられるというのは勇気ある行動だと思います。


*1:所謂「ポピュリズム」。