日本人が親しみを感じる国は「米国→中国→ロシア=韓国」の順、という話

毎日新聞が埼玉大と共同で行った親密度調査で、調査開始以来、韓国が最低スコアになったとのことです。

調査は2014年から実施されています。
2014年と言うと朴槿恵政権下です。俗に言う「告げ口外交」の全盛期でした。

他にも、セウォル号の沈没事故が起こり一連の報道を巡って産経新聞のソウル前支局長が名誉毀損で起訴されています。
日本政府が公式に見解を示したわけではありませんが、翌年の外交青書の韓国に関する表現から「基本的価値を共有する」という文言が削除されたことで話題になりました。

当時の日韓関係もかなりピリピリした状態だったわけです。
それを下回ってしまったんですね。


マネートゥデイの記事からです。

日本人「韓国より中国が良い」


日本人が今年、韓国に感じる親しみは5年来の最低水準であることが分かった。これに反して、日本の中国への親しみは高まった。

日本の毎日新聞が埼玉(埼玉)大社会調査研究センターと共同実施し、30日に報道した「日本の世論2019」の調査によると、日本の回答者は「韓国に対して親しみを感じる」という質問に、平均1.9点(5点満点)と答えたことが分かった。この調査は、過去10〜12月の間、約2400人の回答者を対象に実施された。

これは昨年の得点比で0.2点下落した数値であり、2014年の調査開始以来、5年ぶりの最低スコアでもある。

今回の調査で最も高い点数を受けたのは、米国(3.4点)である。
続いて、中国(2.1点)、ロシア(1.9点)、韓国(1.9点)の順となった。

中国は前年比0.2点上がったと同時に、調査開始以来初めて2点台に達した。

韓国との10年後の関係がどうか、という質問でも日本の回答者は低スコア評価した。

この質問に対して、韓国は前年比0.3点落ちた2.2点を記録した。米国は3.3点、中国は2.5点、ロシアは2.4点を記録した。

毎日は韓国が日本の回答者から低い点数を受けた背景について「強制徴用問題などで悪化した日韓関係が反映された可能性がある」と指摘した。

(後略)

マネートゥデイ「일본인들 "한국보다 중국이 더 좋다"(日本人「韓国より中国が良い」)」より


「韓国より中国が良い」というのは、非常に韓国らしい煽りタイトルの付け方だな、と感じます。
この言い方だと、まるで韓国の評価が下がった代わりに中国の評価が相対的に上がったみたいに見えてしまいます。
今の所、日中関係が落ち着いているだけなのですが…日韓関係の陰に隠れているとも言えるのである意味、韓国の評価が下がったお陰かも?