12月の訪日外国人数の話

12月の訪日外国人数の推計値が発表になりました。
前年同月比4.0%減の252万6千人です。
12月までの累計人数は 3,188万2,100人(伸率2.2%) となりました。


  • 国・地域別訪日人数
数(人) 伸び率(%) 2019年総数(人)
韓国 248,000 -63.6 5,584,600
中国 710,200 18.5 9,594,300
台湾 348,300 3.7 4,890,600
香港 249,600 19.2 2,290,700
タイ 164,900 28.5 1,319,000
シンガポール 100,400 15.3 492,300
マレーシア 78,300 15.8 501,700
インドネシア 59,200 9.7 412,800
フィリピン 81,500 46.4 613,100
ベトナム 30,600 25.6 495,100
インド 11,700 13.9 175,900
英国 27,700 21.0 424,200
フランス 20,300 14.5 336,400
ドイツ 13,600 9.1 236,500
イタリア 11,200 25.3 162,800
ロシア 8,800 39.8 120,000
スペイン 7,300 21.9 130,200
米国 144,500 13.9 1,723,900
カナダ 35,100 24.8 375,200
豪州 72,700 14.3 621,800


韓国(-63.6) は、60%を超える前年比割れは3ヶ月連続、50%割れは4ヶ月連続です。
ざっくり言って前年比3分の2減くらいの数字がトレンドとして続きそうです。

11月からは一部の旅行代理店や航空会社が日本旅行商品の広告を再開していますが、効果の程は不明です。


韓国以外の19地域の訪日人数は、12月としては過去最高を記録、2019年累計人数で見ても韓国以外の訪日人数は過去最高を記録しました。


人数という数字の上では前年同月比を下回りました。

が、韓国以外が軒並み好調だったおかげさまで韓国人訪日人数が落ち込んだ中でも、年間累計では昨年(3,119万1,856人)を何とか超えています。