今年は暖冬ですね。気象庁の一ヶ月予報が発表されましたが、2月も暖冬傾向は続くそうです。
北海道から沖縄まで、軒並み50%以上の確率で平年より気温が「高い」となっています。
私の住んでいる地域は、そもそも雪がほとんど降りません。年に1、2度、数時間だけ霙混じりの雪が降ることがあるかないか、というところです。
ですので、普段は降雪量・積雪量というものを気にする習慣が無いのですけれど、今年は夏のオリンピックで冬の間に貯蓄した雪を冷却システムに利用することになっているので、影響が気になります。
英ガーディアン紙からの又引き情報によると、毎日新聞が南魚沼市の貯蔵施設について報じたそうで、それによると今週始めの貯蔵量はたったの「15センチ」だったそうです。
この15センチの基準については触れられていないので、平米辺り15センチなのか、貯蔵設備(容積不明)で15センチなのかで相当変わってくるとは思いますけれども。
ただ、1月に入ってから10日以上、雪が降っていない日が続いていたり、降っても10センチ程度の積雪しかないそうです。
南魚沼市が公開している過去の積雪記録によると、昨年のこの時期は最低が51センチ、最大が138センチですので、積雪量が激減していることは確かなようです。
昨年7月に、南魚沼市の雪を使った雪テントや冷却パックをサッカーとバスケ会場に設置する実証実験が行われています。
この時は2日間で計12トンの雪が運び込まれています。
積雪の比重は1㎥あたり0.3トンで計算されるのが基本なので、12トンだと40㎥ですね。
JRの一番大きな貨物コンテナが48㎥積めるらしいので、そう考えると…あれ、意外と少なくて済む?ような気がしないでもないです。(計算合ってるよね…?)
とは言え、雪が降らないことにはどうしようもありません。
万が一の時の代替え案は用意されているのでしょうか?