対策を再検討した方がいいような気がする話

クルーズ船を除く国内感染者26名(チャーター便含む)の内、現在入院中は14名。既に9名が退院しています。(2月10日正午時点

一方で、クルーズ船では新たに66名の陽性が確認された、という報道が出ています。


厚生労働省の公式発表資料は正午時点のものなので、そこにはまだ反映されていなかったのですが正午時点の検疫検査結果確認済み検体数はわずか336。このうち陽性は70となっています。(2月3日からの延べ人数です。1日あたり50も検査できていないことになります)

そこから更に追加で66名の陽性反応が出たとなると、この日結果が確認されたほぼすべての検体で陽性反応が出た可能性があります。
このペースで増加すれば、日本だけで処理できる規模の人数では収まりません。

陰性が確認できて外国籍の人だけでもチャーター便で帰国させて、国籍国で再検査を受けてもらうような対応はできないんでしょうか?
14日間というのは目安の潜伏期間ですが、その間に二次感染・三次感染が起こる可能性は十分に考えられますから、どの道再検査は必要でしょう。
陰性であっても降ろさない、というのはその危険性を考慮してのことではないんですかね。
陽性が確認された人から順次降ろされるけれど、陰性は降ろさないって変な対応ですものね。