個人的に予防は最低限で大丈夫と思ってる話

本日21日午前9時の時点で国内の感染確定者は84名。お隣の韓国では午後4時の時点で前日から一気に100人増えて204人になりました。
韓国では、数日前に一定期間感染確定者が出ていなかったことにより、一部で収束を期待するような楽観報道がありましたが、思いっきり水を差された格好です。

韓国メディアではクルーズ船の感染者を「日本の」感染者にカウントし、「日本の」クルーズ船と報道していますので、日本には感染者が蔓延しているかのような印象を与えていますが、国内の感染者数で言うと韓国のほうが爆発的に伸びています。
原因の一つは教会で行われた集会だそうです。


別にオススメするわけではありませんが、個人的に行っている対策としては季節性インフルエンザ流行期にしていること以外のことはしていません。
すなわち、手洗い・うがい・マスク(長時間空気の停滞する場にいるときのみ)です。他にどうしようもないですからね。


家族に罹患の疑いがある場合も同じことです。
検査結果が出るまでは自己隔離。ですが家族間の接触はインフルエンザの疑いがある家族に対する以上のことは不可能でしょう。
常時マスク装着と定期的な換気と手洗いうがいをいつも以上に徹底するくらいしか出来ませんし、それ以上の必要性を感じません。


とはいえ、これは私が他に疾患を持っていないから言えることです。

新型コロナウィルス(COVID-19)の本当の脅威は治療法が確立されていない部分にあります。
そのため、罹患したら本人の体力・免疫力勝負ということになります。
例えば糖尿病や膠原病など、体力・免疫力の低下している人にとっては生命の危険に直結する可能性がありますので、死活問題です。こんなお気楽な事を言っていられないと思います。

ですのであくまで「私の場合」です。
疾患の有無、体質、生活環境などによって必要な対策レベルというのは変わってくるのが当然ですから。


一部中国の専門家が飛沫感染接触感染に加えて排泄物を糞口感染*1を指摘しているそうです。
研究チームが武漢市の病院で178人の肛門から採取した検体からウィルスが検出されたそうです。

そういえば、ダイヤモンド・プリンセス内においても手すりを介した感染の可能性が指摘されていました。

ということは、ちょっと汚い話ですけど、例えばウィルス保持者がトイレに行った後、十分に手を洗わずにウィルスが付着した手で手すりに触れていたら、その後その手すりに触れた人たちがその手で食事をすることによって感染したかもしれない、ということですね。


*1:ウィルスを含む糞便が手指を介して口から入る経路感染のこと