政府のコロナ対応評価、日本は55%が肯定的な話

米国の調査会社ピュー・リサーチ・センターが北米、欧州、アジアの一部を対象に新型コロナウィルス対応に関する自国政府への評価などを調査しました。
調査対象は、アメリカ、カナダ、ベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、スウェーデン、イギリス、オーストラリア、日本、韓国の14ヵ国、14,276人の成人男女です。


デンマーク、オーストラリア、カナダ、ドイツ、オランダ、韓国、イタリア、スウェーデンでは、7割以上が「自分の国がうまく対応している」と肯定的に評価しています。
ベルギー、フランス、日本、スペインは半分以上が「うまく対応している」と評価しています。


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政府の対応に対して否定的な評価の方が高かったのは米国と英国の二カ国のみです。
ただ、面白いことにこの二カ国は保守層(右派)の人ほど政府の対応を肯定的に評価していることが分かりました。

例えば英国の場合、右派の人の55%は現政権の対応を肯定的に評価し、左派の人は26%のみが肯定的評価です。
米国の場合、共和党支持者の76%が政府の対応を評価しています。


これに対して、スペイン、イタリア、スウェーデン、韓国も政府の対応評価をする際にイデオロギー的に分かれています。
ただし、英米とは逆で左派の人ほど自国の対応に満足する傾向があるようです。

現政権とイデオロギー的に一致していると肯定的に評価し、一致していないと否定的に評価しがちになる、ということを意味しています。


日常生活の変化については、男性より女性の方が変化を感じている傾向があるようです。
調査対象14ヵ国中9ヵ国で、男性より女性の方が2桁ポイント以上高く出ています。


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個人的には「化粧をしなくなった」、が一番大きな日常の変化ですかねぇ。
もともと気合いを入れた化粧はそうそうしていませんでしたが、マスクに付くのが気になってしまうのでファンデはベビーパウダーで済ますようになりましたし、口紅はリップクリームだけになりました。