「猫」ではなく「猫の飼い主」の分類分けの話

英国エクセター大学の研究チームが「猫の飼い主」のタイプは、5種類の分類のいずれかに当てはまる、という研究結果を発表しました。

飼い猫と周辺の野生動物との関わりに関する研究の一環として出されたものだそうです。
飼い主が猫をどの程度管理するかは、猫と周辺環境との関わり方に影響を与えます。(猫が周辺環境に与える影響→参考
研究チームは飼い猫が野生動物に与える影響を減らすために、飼い主がどのように猫を管理するのが最善か、見極めようとしています。


具体的な分類は次のようなものです。

  1. 心配性の庇護者:猫の安全を重視

  2. 自由の守護者:猫の独立性を最優先し、行動制限には反対

  3. 寛容な保護者:猫を外出させることは大切だと考えるが、獲物を捕ることは好まない

  4. 良心的な世話人:飼い猫が獲物を捕る行動を管理することにはある程度の責任を感じる

  5. 自由放任:猫がうろついて獲物を捕ることに関して、ほとんど認識していない


皆さんはどれに当てはまります?
私は1の「心配症の庇護者」です。というか、日本の街中で猫を飼っている人は、恐らく殆どが1だと思います。
車通りの少ない地域や、農家などは3や5の方もいるかもしれませんね。


研究チームは飼い主が猫を管理する「最善の方法」を模索することを目的としている、としていますが、要するに「猫は猫らしく」と考える2の方や、周辺環境への影響に無関心な5の方などとの論争の「落とし所」を探ることが狙いのようです。