破墓イベント、国家公認イベントだった(?)話

親日派の破墓(파모)イベントに国の補助金が使用されていたことが発覚しました。
国が補助金を出したってことは、国がスポンサーです。国家公認イベントです。
まあ、不正使用ということで返還を求めているようですが…差し押さえなどの強硬手段にはまだ出ていないようです。


雲岩キム・ソンスク先生記念事業会という市民団体が6月13日に行った破墓イベントに、事前承認なしで国家報勲処の助成金が使用されました。

また、市民団体は後援名簿に国家報勲処の名称を無許可で記載していたことも分かりました。
公的機関の名称を用いることで運動の正当性を示そうとしたのでしょうか?


朝鮮日報の記事からです。

[単独]「親日派破墓」不正補助金、取り戻せない報勲処


(前略)

国民の力のユン・ジェオク議員が報勲処から提出を受けた資料によると、報勲処は親日派破墓イベントがある前日の6月12日に記念事業会側に送った公文書で「スポンサー名から報勲処を削除し、当初の事業計画に反映されていないプログラムが実施されないように是正を要求する」とし「きちんと是正されていない場合は国庫補助金が取り消される可能性がある」と明らかにした。しかし、記念事業会は無視して翌日、国の資金で破墓イベントを強行した。

(中略)

報勲処は7月と8月の月始めに公文書を通して「補助金管理報違反であるため自主返納してほしい」という趣旨で要求をしたが、すべて無視された。記念事業会は逆に「『親日精算UCC公募展』の招待状、垂れ幕などの印刷物に報勲処の名称を使えるようにしてほしい」と要求した。報勲処は名称使用を許諾していなかったが、記念事業会は後援名簿に報勲処を掲載した広報ポスターを印刷したことが分かった。

(後略)

朝鮮日報「[단독]'친일파 파묘' 불법 보조금, 환수조차 못하는 보훈처([単独]「親日派破墓」不正補助金、取り戻せない報勲処)」より一部抜粋


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上の写真が6月に行われたという破墓イベントのものです。
赤い大きな矢印には「私は国家公認親日派であります」と書かれています。

お世辞にも「上品」とは言えません。
こんなのが「国の資金」で行われたイベント(=国家公認)だとされると、却って国格とやらを傷つけると思うのですけれど、どうでしょう?