世界平和指数2020の話

久しぶりにランキングネタです。
2020年の世界平和指数(2020 Global Peace Index)が発表されました。
日本は9位です。ここ数年、8位とか9位とかをウロウロしています。
アジア太平洋地域に限定すると、3位です。

順位よりもある意味気にすべき点数は-0.01という 誤差レベルです。特段の情勢の変化は認められない、ということでしょう。(注:この指標は1.0に近い方がより平和とされます。そのため、マイナス値は改善を意味します)


この指数は8つの要素から算出されます。

  1. 腐敗・汚職レベル
  2. 他者の人権への配慮
  3. 情報へのアクセスの自由度
  4. ビジネス環境
  5. 人的資質レベル
  6. 資源配分の公平性
  7. 隣国との関係性
  8. 政府が十分に機能性しているか

23の信頼できる(と彼らが見ている)情報源から得た指数を元に構築されています。(本体は、確か英国にあります)


世界平和指数2020ランキング

順位 スコア 前年順位
1 アイスランド 1.078 1
2 ニュージーランド 1.198 2
3 ポルトガル 1.247 3
4 オーストリア 1.275 4
5 デンマーク 1.283 5
6 カナダ 1.298 6
7 シンガポール 1.321 7
8 チェコ 1.337 10
9 日本 1.36 9
10 スイス 1.366 11
11 スロベニア 1.369 8
12 アイルランド 1.375 12
13 オーストラリア 1.386 13
14 フィンランド 1.404 14


以上、14カ国が「非常に高い(Very high)」としてスコアされています。


アジア太平洋地域に限定すると下のようになっています。

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もちろん、これだけが絶対的な指数ではありません。