処理水放流、「反対のための反対」をしていく宣言?の話

昨日、IAEAの基準に従うのなら処理水の海洋放出に「あえて反対しない」と述べたチョン・ウィヨンさん、めちゃくちゃ叩かれています。
そしてまたコロっと態度を変えました。


聯合ニュースの記事からです。

チョン・ウィヨン「日汚染水、反対のための反対ではないという趣旨」(総合)


チョン・ウィヨン外交部長官は20日、日本の原発汚染水放流決定と関連し、「断固として反対していることを強調する」とした。

(中略)

長官は「一部で政府が反対のための反対をしているのではないか、日本がすれば無条件に反対するのではないか、という指摘があり『そうではない』という趣旨から話したこと」とし、「このような条件が満たされるなら、なぜ必ずしも反対するだけになろうかという趣旨」と強調した。

(中略)

チョン長官はまた「現在、我々が把握しているなかで肯定的な反応を見せた国は唯一、米国だけ」とし「我々と(考えが)いくつか異なった点については、米国側にその主張の根拠が何か明確に示して欲しいと要求した」と明らかにした。

チョン長官は米国側に汚染水ではなく「処理水」という表現を使った科学的根拠、日本の決定が透明に行われたと評価した根拠、「国際的に承認された安全基準」と判断した根拠などについて、米国側に「確実に問い合わせた」と話した。

(中略)

チョン長官は「「静かな外交」を通じて解決するものではないと思う」、「国際海洋法裁判所提訴は2018年10月以来、継続して内部検討してきた」とし、日本が国際法上の義務を履行しない場合には紛争解決手続に入る準備を徹底していると話した。

聯合ニュース「정의용 "日오염수, 반대를 위한 반대 아니라는 취지"(종합)(チョン・ウィヨン「日汚染水、反対のための反対ではないという趣旨」(総合))」より一部抜粋


「反対のための反対ではないという趣旨でしたが、これからはきちんと反対のための反対をしていきます」宣言でしょうか?

IAEAの基準を満たしていれば〜」と言っていたのに、今度はそのIAEAの決定や監督能力、安全基準など、IAEA自体を無視するような発言をしています。完全に矛盾しています。

「反対」という結論に導くための根拠なのですぐにブレるんでしょうね。