韓国水原駅周辺で5ヶ所の売春店舗を家族で経営していた5人が逮捕されたそうです。
そのうち3人は兄妹で、元は彼らの母親が行っていた売春業を23年前に引き継いだのだそうです。
この売春業者は債務に苦しむ女性に前払金を渡し、売春するよう誘導していたそうで女性の体調不良のときも客の相手を余儀なくされたという事で、どこかで聞いたような話ですね。
東亜日報の記事からです。
性売買業者の相続で128億ウォンの収益をあげた3兄妹を逮捕
母親が経営していた売春店を受け継いで数十年間運営し、128億ウォン*1相当の不法収益をあげた家族が警察に拘束された。
京畿南部警察庁は28日「性売買防止特別法違反などの疑いで3兄妹と彼らの配偶者など5人を立件し、そのうち2人を拘束した」と発表した。
3兄妹の母親は水原駅周辺の風俗店街で数十年前から売春を行ってきた。母親の死後、3兄妹が1998年から今年3月までの23年間で計5店を経営してきた。
3兄妹は債務に苦しむ女性を相手に前払金を提供し、売春をするよう誘った。女性従業員らの体調が良くないときも客を受け入れるよう強要した。
（中略）
これらの悪行は昨年11月、「女性2人が3兄妹に売春を強要された」として水原地方検察庁に告訴状を提出したことで明らかになった。検察は事件を水原西部警察署に割り当てた。
その後、京畿南部庁は3月、3兄妹が経営する事業所3〜4ヶ所と住居地などを押収捜索し、不法収益128億ウォンを確認した。
（後略）
東亜日報「성매매업소 물려받아 128억 불법 수익 올린 삼남매 구속（性売買業者の相続で128億ウォンの収益をあげた3兄妹を逮捕）」より一部抜粋
韓国で言うところの「日本軍慰安婦被害者」の境遇とよく似ています。
今まで散々、慰安婦を「普遍的人権問題」として報道してきた韓国メディアですが、関連報道を見ても被害を訴えた女性たちに対する「人権侵害」に言及しているものは見つけられませんでした。
記事のタイトルからして違法な売春で得た収益に注目していて、女性の人権なんて眼中にない様子。「日本軍慰安婦被害者」関連の報道との温度差を感じます。
*1:約12億5千万円