【バンダーさん】「(ユーモア)韓国の『キムチ汁』と『想像力』は宇宙最強!」の話

趙甲濟ドットコムよりバンダービルドさんのコラムから「(ユーモア)韓国の『キムチ汁』と『想像力』は宇宙最強!」です。

日本の輸出管理強化(あちらで言う「規制」強化)に関してです。
当初、ムンさんは「国産化のチャンス」と捉えたとか、実際に「国産化に成功」したとか、むしろ「打撃は日本企業側」とか、そういう論調の記事が多く出ていますし実際に人気です。
しかしムンさんはオリンピック訪日の条件に「ホワイト国復帰」を出すほど拘っています。不思議ですね。


(ユーモア)韓国の『キムチ汁』と「想像力」は宇宙最強!

文在寅政権と韓国メディアの主張通りなら日本に対して今より多くの品目の輸出規制をして欲しいと、むしろ堂々と要求しなければならないということだ。

日本の韓国向け半導体素材の輸出規制2年を控え、文在寅政権と国内メディアの自画自賛は見たいものだけを見るという本能に非常に忠実である。7月2日、韓国経済は「報復どころか逆風を受けた日...輸出規制2年、韓国が勝った」という御台で日本素材企業の被害状況と国内企業の国産化成果を重点的に報じた。7月3日、東亜日報は「日依存低めた韓国半導体、一気に攻勢」という題で似たような内容を報じた。7月4日には日本国内の反日メディア朝日新聞の「対韓輸出規制、愚かな策略の極み」という記事を韓国メディアが一斉に引用して報道した。

文在寅大統領は7月2日、「むしろ中核品目の国内生産を増やす...素部装*1産業の自立度を画期的に高めるきっかけにした」と述べた。キム・ブギョム国務総理とホン・ナムギ副総理も「日本の輸出規制が韓国の素部装企業を強くした」という趣旨で述べた。多くの韓国人も同様にこうした考え方に陥って「痛快」中である。

残念だが産業界の現実をまともに知らない人たちが表に出ているいくつかの数値で軽率な判断をしているような感じだ。7月4日、マネートゥデイは「日本メディアが見た輸出規制2年」という記事でこのように書いた。

「(前略)日経は韓国の対日赤字が依然として大きい点を指摘した。今年上半期の韓国の対日貿易赤字は前年同期比30%ほど増加し、14ヶ月連続の拡大となっている。また同紙は韓国政府が極端紫外線フォトレジストのベルギー産輸入を増やし、供給先の多角化を遂げたと指摘したが、日本JSRのベルギー合弁会社が輸出するものだと指摘した。朝日新聞も韓国の日本産半導体装備輸入が50%ほど増えた点を挙げ、これは半導体好況の中で両国企業が相手企業を必要としたためだと説明した。これに関連して韓国半導体企業のある関係者は「日本の輸出規制で輸入に時間がよりかかり、輸入路を迂回したため費用も増えた」と話した。(後略)」

たかだか半導体素材「3品目」でこのように大騒ぎしているのに、もし日本が決心して規制品目を増やしたり、更に致命的な機器や部品に対してまで規制の範囲を拡大すると何が起きるだろうか?日本の立場ではお試しとして3品目を披露したが、それを持ってこのようにキムチの汁を吸い込んだり、あらゆる想像力を動員して精神的勝利(「むしろ韓国が勝利」)に浸っているのだから笑うしか無いだろう。

文在寅政権と韓国メディアの主張通り日本の輸出規制が韓国の産業発展と国内企業のためとなり日本企業に被害となるのなら、これ以上悩むことはない。答えは出た。すなわち韓国の産業および企業により大きな発展をもたらすために日本に対して現在よりはるかに多くの品目の輸出規制をして欲しい、とむしろ堂々と要求しなければならないのだ。ところが、文在寅政権が見せるのはどういうわけか毎日のように日本に向かって「不当な措置を早く撤回しろ」としがみつく姿だけだ。言っていることと行動が一致しない。言葉では言っておいて行動は正反対のものだ。このような矛盾をどう理解すればいいのか?そういえば、文在寅政権の言葉と行動が一致するなら、それ自体が太陽が西から昇ることではある。

趙甲濟ドットコム「오늘날 韓國人의 99.9% 이상은 독립운동하지 않을 사람들!((ユーモア)韓国の「キムチ汁」と「想像力」は宇宙最強!)」より


「キムチの汁を吸い込む」云々は、「キムチの汁から飲む(김칫국부터 마신다)」のもじりだと思います。
おモチちを食べる時にお茶の代わりにキムチの汁を飲んだりするそうです。で、相手がおモチをくれるとも言っていないのに勝手に貰えるものと思い込んでキムチの汁を先に飲んで喉を潤す(おモチが詰まらないように)みたいな。つまり勝手に期待して勝手にアレコレ算段する、という意味です。
日本語だと「早合点」、「取らぬ狸の皮算用」あたりでしょうか。

*1:素材・部品・機器