「私たちは異なる考えを持つ人々に沈黙を強要する者を相手に戦わなければならない」という話

ハーバード大教授のラムザイヤーさんが韓国向けに慰安婦関連の情報を継続発信していくそうです。
時期は明らかにされていませんが著作の発行と関連講演、それと問題となった論文の内容について解説する動画の配信などを予定しているそうです。、

 



メディアウォッチの記事からです。

[単独]ハーバード大ラムザイヤー教授、学問の自由のために戦う韓国人たちに感謝のビデオレター


(前略)

ラムザイヤー教授は最近、メディアウォッチ向けに送ってきた動画声明を通じて「自身と異なる見解を持つ人も、まずその主張をする機会は持つべきだという共感が米国では確立されているが、慰安婦に関する問題では相当数の米国のバク者が他者と相互尊重する伝統を共有しないということを知った」と、昨年初めの当時の状況を紹介した。

ラムザイヤー教授は「学者を含む多くの人が私の論文を撤回するよう言い学術誌編集人を圧迫し、韓国と日本の歴史に対して全く知らない学者もこれに参加した」とし「ハーバード側に私を解任するよう嘆願書を送った人もいた」と振り返った。

続いて彼は「私たちは異なる考えを持つ人々に沈黙を強要する者を相手に戦わなければならない」とし「言論の自由、そして他の観点に対する寛容こそが自由民主主義の核心であり、私たち皆が自分の居場所でこれを守るために戦わなければならない」と強調した。

(中略)

ラムザイヤー教授は近く慰安婦問題で韓国で著書を出版した後、韓国を訪問して関連講演も行う予定だ。ラムザイヤー教授は韓国人を対象に定期的に映像声明を発表し、自身の論文内容について解説するという計画もあるという。

(後略)



「[단독] 하버드대 램자이어 교수, 학문의 자유 위해 싸우는 한국인들에게 감사 영상편지([単独]ハーバード大ラムザイヤー教授、学問の自由のために戦う韓国人たちに感謝のビデオレター)」より一部抜粋

メディアウォッチのYoutubeチャンネルに日本語字幕付きでラムザイヤーさんのビデオメッセージが公開されています。よろしければ(→Youtubeに飛びます)。

ラムザイヤーさんの解任を求める署名は、彼が把握しているだけで3万人分ほどあったそうです。動画内ではその大半の人について「論文を読んだ人は、ほとんど居ないと確信している」と言っています。

 

個人的な感想(印象)として、恐らく韓国人の名前の発音は不慣れなのでしょう。それでも支援された人たちの名前を丁寧に一人ひとり読み上げて謝意を伝えていくところに教授の人柄が出ているように感じます。

予定されている書籍出版がどこの出版社かは分かりません。が、メディアウォッチは本も出していますし、「反日種族主義」は未来社という出版社から出ています。
韓国メディアが大騒ぎしたことでラムザイヤーさんの知名度はバッチリで話題性があります。実現の可能性は高そうですね。

日本語訳が出れば嬉しいのですが...出なかったら最悪、KYOBO文庫(韓国最大手書店、日本配送可)で頼んでみても良いかなぁ、と考えるくらいには内容に興味があります。