イ・ヨンスさん、ユン・ソクヨルさんに「約束」履行を迫る話

(自称)元慰安婦のイ・ヨンスさんが国連作業部会にお手紙を書いたそうです。慰安婦問題を国連司法裁判所、拷問防止委員会に付託出来るよう「力を貸して欲しい」という内容です。
同時に、次期大統領となったユンさんに「約束を守れ」と迫っています。
ユンさんは野党候補だった昨年9月、イ・ヨンスさんに会い「日本から謝罪を引き出してみせる」と指切りまでしていましたので、ここで言う「約束」とはコレのことでしょう。

 

 

中央日報の記事からです。

イ・ヨンスさん「ユン、『慰安婦解決』の約束守ってほしい」国際手続きを要求


日本軍慰安婦の被害者であるイ・ヨンスさんは17日、ユン・ソクヨル次期大統領に向かって「慰安婦問題解決のための国際司法裁判所(ICJ)および拷問防止委員会(CAT)への付託」に乗り出して欲しいと要請した。

(中略)

イさんはこの日、慰安婦問題ICJ推進委員会の代表資格でソウル中区のプレスセンターで記者会見を開き「今日(17日)、国連事務グループと人権特別報告官に慰安婦問題をICJやCATに回付できるよう助けてもらう要請する手紙を送った」と述べた。慰安婦問題をめぐる韓日間論議が数年間平行線をたどる中、国連次元の問題解決を要請したのだ。

イさんは嘆願文で「日本軍慰安婦被害者が受けた被害は拷問等禁止条約でいう『拷問』に当たる」と協調した。それとともに「韓国は日本を相手に拷問禁止条約に基づく国連拷問防止委員会の国家間調整手続きと国際司法裁判所回付手続きを同時に進めることができる」とし、国連次元で韓国政府が即刻対応に出るよう促して欲しいと要請した。

ICJ回付推進委は、このような内容の請願書を国連表現の自由特別報告官、女性暴力特別報告官ら6人の特別報告官や国連女性差別問題作業部会などに送った。

(中略)

今後2カ月内に政府が慰安婦問題のICJ·CATへの付託について決定を下さなければ、ボールは次期政府に渡ることになる。ユン・ソクヨル次期大統領は国民の力大統領選党内選挙候補時代の昨年9月、テグ日本軍慰安婦記念館でイさんに会い「日本の謝罪を必ず引き出し、おばあさんたちが心の傷を受けたことを全て解決します」と述べた。
ユン次期大統領の発言は、イさんが「(私は)国際司法裁判所で完全な判断を受けなければならず、『慰安婦』問題を解決してくれる人に投票する。公約できるのか」と聞いたのに対する回答だった。
事実上、慰安婦問題の解決に乗り出すという口頭での約束をしたわけだ。ただ、ユン次期大統領側は今年2月、ICJ回付推進委がキャンプ側に送付した「CAT手続きを通じた慰安婦問題解決に対する立場」を問う質疑書には答えなかった。



中央日報「이용수 할머니 "尹 '위안부 해결' 약속 지켜달라" 국제절차 촉구(イ・ヨンスさん「ユン、『慰安婦解決』の約束守ってほしい」国際手続きを要求)」より一部抜粋

就任前から手詰まり感が凄いですね。

ただこのニュース、報道熱はあまり感じられません。もちろん各紙報じてはいるんですが、記事自体すごく短いですし、コメントも全然無いです。
コロナでそれどころじゃないのかもしれません。

そんな中、YTNが一言「生前最後となる切迫したアピールを書き下ろしました(어쩌면 살아생전 마지막이 될 절박한 호소문을 써내려갔습니다)」と書いてまして...悲壮感を強調しているだけか、それとも、もう口を閉じてろと言っているのでしょうか?