マンション分譲年間計画の進捗度28%水準という話

韓国でマンションの未分譲が増えているとのことです。
年初に計画されていた今年の分譲件数は33万5822世帯でしたが、まもなく上半期が終わろうという5月になって成約したのは9万2954世帯のみで、比率にすると27.7%となります。

ただ地域差が大きいことから、単純な不動産業界の不景気というより物件の需要と供給の不一致も相当影響しているものと思われます。

 



中央日報の記事からです。

「半年近く経ったのに」全国マンション分譲年間計画28%に止まる


(前略)

ウリ銀行の資産管理コンサルティングセンターによると、全国のマンション分譲物量の年間計画対比供給実績(分譲進度率・9日基準)は27.7%にとどまっている。年明けに計画した33万5822世帯のうち、9万2954世帯だけが請約が行われた。

特に地域別に分譲進度の差が大きかった。光州広域市は4ヵ月間、1万1889世帯が分譲され分譲進度率57.1%を記録し、分譲計画物量(2万811世帯)の過半数を上回った。

しかし、京畿道(26.3%)をはじめ、慶尚南道(22.7%)、忠清北道(21.1%)、釜山(16.9%)、大邱(12.7%)などはマンション分譲実績が全国平均を下回り、芳しくない。特に請約需要が大きいソウルは分譲進度率が13.6%にとどまり、さらに世宗は今年の分譲件数が現在まで「0件」だ。

ウリ銀行のハム・ヨンジン不動産リサーチラボ長は「分譲進行が遅い地域は未分譲滞積が長期化していたり、工事費が急騰して施行・施工者間の葛藤が大きくなり供給時期調整に苦労しているところ」と説明した。

実際、大邱と京畿道は3月現在、売れ残りが各々9814世帯と8340世帯にもなる。一方、ソウルは今年第1順位の請約競争率が124.85対1を記録するほど請約需要自体は豊富だ。しかし、分譲価格の策定をめぐって対立する整備事業場が増え、分譲時期が遅れるのが常だ。

(後略)



中央日報「“반년 다 돼가는데” 전국 아파트 분양 연간계획 28% 그쳐(「半年近く経ったのに」全国マンション分譲年間計画28%に止まる)」より一部抜粋

これだけで「マンションが売れていない」とは、ちょっと断定しにくいですね。
分譲計画が遅れていることは事実なのでしょうが、供給されれる物件のエリアと、需要の多いエリアの不一致が多すぎて不動産景気の問題なのかマーケティングの問題なのかが分かりにくくなってしまっています。
これも一極集中の弊害でしょう。