第1金融の貸し渋りによりカードローンが残高が急増している話

カードローン残高が急増しています。先月末までカード会社8社のカードローン残高は約37兆ウォンで前年同期比2兆5000億ウォン増加です。
また、カード会社が発行する与信専門金融社債の発行数も急増しています。
カード会社は貸出事業に必要な資金の内のおよそ70%を与信専門金融社債を通じて調達します。そのため、この金融社債の発行額を見ることでカード会社の資金調達の動向を知るのですが、今月に入って金融債が3兆3376億ウォン純発行されています。つまりカード会社が資金調達に積極的であるということで、これは今後しばらくカードローン残高の増加傾向が続くということを示唆しています。

原因は銀行圏(第1金融)の貸し出し渋りと思われます。昨日の記事でもお伝えしましたが今、銀行圏の貸出基準は信用点数900点以上となっています。
一応表向きでは韓国の経済活動人口の約半分が信用点数840点以上の「高信用者」ということになっていますが、そうした人たちは最近の高金利傾向を受けてローンの借り換えではなく返済を進めています(家計貸出の質低下)。今貸し出しを必要としている人たちのほとんどは銀行圏から借りられない人たち(脆弱層)であり、それがカードローン残高の増加という形で現れているものと思われます。

 



毎日経済の記事からです。

カードローン急増で与信専門金融債の発行が今年最大


(前略)

29日、金融投資協会によると、今月に入って与信専門金融債などその他の金融債が3兆3376億ウォンの純発行された。

今年1~4月の4ヵ月間、計1兆3042億ウォンの純発行に止まったが、今月に入って発行が急増した。月別の純発行額の規模が3兆ウォンを超えたのは昨年11月以後初めてだ。

(中略)

信金融協会によると、今年に入って先月末までに累積した専業カード会社8社(ロッテ・BC・サムスン・新韓・ウリ・ハナ・現代・KB国民)のカードローン残高は約37兆ウォンで、前年同期比2兆5000億ウォンほど増えた。

カード業界関係者は「最近、貯蓄銀行が家計貸出を減らした余波で第1金融圏貸出が受けられない人々がカードローンを多く利用している」として「カードローン貸換も増えており、資金が多く必要な状況」と話した。

(後略)



毎日経済「카드론 급증에 여전채 발행 올들어 최대(カードローン急増で与信専門金融債の発行が今年最大)」より一部抜粋

カードローンとはすなわち消費者金融です。
金利が銀行貸出に比べて高く、最大利子20%(6~19.9%)まで認められています。4月の平均利子は14.26%だったとのことです。