「成功率20%ということは失敗率80%」という話

「成功率20%」と聞くと、たまに「じゃあ、5回に1回は成功するんですね」と言う人がいますけど、違いますからね。

ユンさんが「サプライズ演出」で発表した迎日湾の試験掘削の件がまだまだ話題です。正直、なんでこんなに盛り上がれるのか分からないレベルで雨後の筍のように記事が上がってきます。

騒ぎを受けてか、アクトジオの代表が緊急訪韓し、本日、記者会見を行いました。その場で自身の会社の「信頼性」から説明しなければならなかったというので、ちょっと気の毒です。国の機関が情報分析を依頼した会社が信頼できないというのは、韓国人自身が国を信頼していないということの表れでしょうね。

 



聯合ニュースの記事からです。

アクトジオ「東海石油ガス」説明…信頼性・資格問題は解消されたか


(前略)

アブレウ顧問は今月5日、入国時に「明確な回答を差し上げるために韓国を直接訪れた」と話している。

続いて、この日*1の公式ブリーフィングで最大140億バレルの石油・ガスが埋蔵されていると推定した背景と評価・分析方式、自身および会社と関連して提起されたいわゆる「資格論難」について比較的詳しく説明した。

ただし具体的な石油・ガス埋蔵量分析方法、「成功率20%」判断根拠などは専門的な検証が必要であり、基本的に「解釈の領域」という点で今回の論難が簡単に静まることはないという一部の見解もある。

(中略)

アブレウ顧問はこの日のブリーフィングで韓国石油公社からデータを受け取り分析した過程を説明した後「要約して言えばこのプロジェクトの有望性は非常に高い」と明らかにした。

政府の発表通り、石油・ガス開発の成功率を「20%」と提示し、「これは非常に良好で高い水準の可能性を意味する数値」と述べた。

最近20~25年間に発見された油井の中で最も大きな埋蔵量があるガイアナ・リザ・プロジェクトの成功可能性が16%だったという点も共に比較して言及した。

彼はこのような結論を出した根拠として石油・ガスの存在を暗示する必須4大条件である貯留層(砂)、蓋岩(泥)、基盤岩、トラップなど構造が分析対象であるすべての鉱区で確認されたためだと明らかにした。

(中略)

ただし彼は「『20%の成功の可能性がある』という言葉は『80%の失敗の可能性もある』という意味」とし「実際に立証できる方法はボーリングすることしか残っていない」と話した。

この日の発表に対して専門家たちは「発表内容を尊重する」としながらも「基本的に石油・ガス探査·発掘は正確に計量できる科学の領域ではないため、開発成功率に対して正しい、間違っているとは言い難い」と口をそろえた。

「成功率20%」に対する解釈もやはり政府が政策的意志を持って推進するか、リスクを大きく見て放棄するかの問題であり、是非を論じる問題ではないというのが専門家たちの見解だ。

(後略)



聯合ニュース「액트지오 '동해 석유가스' 설명…신뢰성·자격논란 해소됐나(アクトジオ「東海石油ガス」説明…信頼性・資格問題は解消されたか)」より一部抜粋

どれだけ騒ごうが結論は変わりません。「掘ってみるまで分からん」。
それでなぜ、ここまで大騒ぎできるのでしょう?とても不思議です。

データ分析会社から「掘ってみる価値ありますよ」との返答を貰って、一つ掘削孔をあけるのに1000億ウォンとか2000億ウォンとか掛かるわけです。何も出なければその費用が水の泡になるだけなので、それが惜しくないのであれば掘ればいいだけです。
そのお金の使い方に「待った」を掛けたいのであれば、それはそれで大いに議論の余地があると思うのですけれど、関連報道を見ていると何に文句が言いたいのかよく分からないんですよねー…。
ただ騒いでる、周りが騒いでるから一緒に騒いでみる、そんな感じの報道です。
そもそもが「サプライズ発表」という騒ぎの種を蒔いたようなもんですから、当然かもしれませんが。


*1:6月7日