韓国大統領選挙の支持率が大きく変化しました。先日行われた討論会の内容を受けてのものと思われます。
今まではイ・ジェミョンさん一強でしたが、国民の力代表のキム・ムンスさんが41.6%(イ・ジェミョンさんは46.0%)の支持率を叩き出し、驚異の追い上げを見せています。地頭の差が出ましたかねぇ?
毎日新聞の記事からです。
1次討論後、イ・ジェミョン46.0%、キム・ムンス41.6%「誤差範囲内」
2日前の18日夕方に行われた第21代大統領選挙候補者4人(イ・ジェミョン共に民主党候補、キム・ムンス国民の力候補、イ・ジュンソク改革新党候補、クォン・ヨングク民主労働党候補)間の第1回大統領選挙テレビ討論会に対する有権者の評価が反映されたものと見られる大統領選候補者支持率世論調査の結果が出た。
(中略)
エブリリサーチがエブリニュースおよびメディアローカル(韓国地域言論人クラブ)依頼で19日午前11時8分から午後7時12分まで8時間4分間、全国成人男女1千人を相手に調査した結果が20日昼公開された。
▶次のとおりである。
▷イ・ジェミョン 46.0%
▷キム・ムンス 41.6%
▷イ・ジュンソク8.5%
▷クォン・ヨングク 1.1%
(中略)
この世論調査の標本誤差は95%信頼水準で±3.1%ポイント(p)だ。
したがって、イ・ジェミョン候補とキム・ムンス候補の格差は4.4%pで誤差範囲内だ。
(後略)
毎日新聞「1차 토론 후 이재명 46.0% 김문수 41.6% '오차범위 내'(1次討論後、イ・ジェミョン46.0%、キム・ムンス41.6%「誤差範囲内」)」より一部抜粋
同じアンケート内で政党支持率についても調査されています。まず支持政党を尋ね、その後、支持候補を尋ねる形で調査が行われたとのこと。
結果は共に民主党41.3%、国民の力38.5%だったそうなので、共に民主党支持者の中から「イ・ジェミョンを支持しない人」が5%近く出ていることになりますね。
候補者討論会後に出た記事では「去る18日開かれた大統領候補者間の1次大統領テレビ討論会が勝者も敗者もない攻防が行われた。今回の討論会以降、明確な支持率の変化はないと思われる。(ファイナンシャルニュース)」との記事もありますが、そうでも無いのかもしれません。