大統領選挙前、最後の支持率公表...依然としてイ・ジェミョン氏優勢という話

6月3日の韓国大統領選挙を控えて、公職選挙法の規定により明日から来月3日の午前8時まで、世論調査の公表が停止されます。

過去の選挙結果では、投票10日前に韓国ギャラップが発表した世論調査結果で「1位」だった候補が全て当選しているそうです。
今の所、その条件を満たしているのはイ・ジェミョンさんです。

 



聯合ニュースの記事からです。

[大統領選挙D-7]明日から世論調査「真っ暗」...票心はどこへ行くのか


(前略)

韓国ギャラップが今月20~22日、全国の満18歳以上の有権者1002人を対象に行った5月第4週目の調査(95%信頼水準に標本誤差±3.1%ポイント、無作為抽出された無線電話の仮想番号に電話調査員のインタビュー方式、回答率17.8%。以下、詳しい内容は中央選挙世論調査審議委員会を参考)でイ候補の支持率は45%、国民の力のキム・ムンス候補は36%だった。

リアルメーターがエネルギー経済新聞の依頼で22~23日、全国満18歳以上の有権者1009人を対象にした5月4週目の調査(95%信頼水準に標本誤差±3.1%ポイント、無線100%自動応答方式、応答率8.3%)ではイ候補が46.6%、キム候補が37.6%だった。

エンブレインパブリック・ケイスタットリサーチ・コリアリサーチ・韓国リサーチが19~21日、満18歳以上の男女1002人を対象に行った5月4週目の全国指標調査(NBS、95%信頼水準に標本誤差±3.1%、携帯電話仮想番号電話面接100%、応答率26.7%)でもイ候補は46%、キム候補は32%であった。

しかし、イ候補とキム候補の支持率の格差が最近になって縮まっているという点に注目しなければならないという評価が出ている。

5月第4週目のギャラップとリアルメーターの世論調査では、イ候補とォ、イ候補の支持率の格差がいずれも9%ポイント(p)だったが、5月第3週目の場合、ギャラップとリアルメーターの調査で両候補の格差はそれぞれ22%p、9.5%pだった。

NBSの調査でも、両候補の支持率格差は1週間で22%pから14%pに減った。

(中略)



聯合ニュース「[대선 D-7] 내일부터 여론조사 '깜깜이'…표심 어디로 가나([大統領選挙D-7]明日から世論調査「真っ暗」...票心はどこへ行くのか)」より一部抜粋

支持率第3位のイ・ジュンソクさんが大体10%程度の支持を集めています。彼は保守政党の候補者ですので、保守層の票分散を防ぐために立候補を取り消してキム・ムンスさん一本化を図るべきでは、な見方も取沙汰されていました。
しかし、「イケる!」と思っているのか、この後の布石のためなのか本人には降りる気は全く無いようです。

まあ、仮にイ・ジュンソクさんが降りたとしても、そのままその10%がキム・ムンスさんに流れるとは思えませんけどね。恐らく保守層の中で国民の力を見限った人たち(政権交代が必要と考える人たち)の受け皿になっていると思われるので。