トランプさん、さっさと帰っちゃいましたね。まあ、中東情勢を考えれば当然でしょうか。
韓国メディアは「首脳会談不発、NATOで再調整」という趣旨の内容を淡々と伝えている印象です。これがユン政権のころなら「外交惨事だー」と大騒ぎしたんじゃないかと思いますけども。
さて、久しぶりに「大王クジラ」の記事があったので紹介します。日本海の海底ガス油田開発の件です。去年の今頃、ユンさんが突然「産油国に、ウリはなるっ!」と言い出したアレです。
産業通商資源部が提出した来年度予算案では関連予算が「0」ウォンだったそうです。
韓国経済の記事からです。
「大王クジラ政治色」を排除するという政府...専門家「東海、5回は掘ってみないと」
(前略)
15日、政府によると、産業通商資源部(産資部)は企画財政部に提出した来年度予算提案書で、東海ボーリング探査関連の政府出資予算は0ウォンとし、南海地域の予算を例年より3倍以上増やした71億5000万ウォンに策定した。全体油田開発事業の予算は計109億1000万ウォンに決めた。2023年301億ウォン、2024年481億ウォンに比べて大幅に減った規模だ。政府関係者は「東海盆地に対するボーリング探査は必要だが、政治的色彩を消さなければならないと判断した」と話した。
政府はその代わり南海探査に集中することにした。日本との「7鉱区共同開発協定」が今年終了する可能性が高く、南海に旗を立てることが重要になったという判断からだ。
(中略)
そうだとしても東海開発予算は当初申請さえせず論難が避けられない展望だ。持続性が核心の資源開発が政権によって揺れてはならないという指摘が出ている。
(中略)
漢陽大学資源環境工学科のキム・ジンス教授は「20%の成功確率を導き出す時、仮定した8つの要素がある」として「試掘を通じてこれらの仮定が適切だったのか検証しなければならない時点だが、政治的論難で探査が中断されるのは残念なこと」と話した。彼は「資源安保の側面で着実な開発の試みが必要だ」と強調した。
また、別の専門家は「試掘データを蓄積するためにももっと掘らなければならない」と話した。政府によると、中国と日本が確保したボーリング孔データは昨年末基準でそれぞれ4万8000個、800個に達する。韓国の試掘履歴は70にも満たない。
(中略)
梨花女子大学のキム・ユンギョン経済学科教授は「政府が予算編成などで一定部分のリスクを分担してこそ民間企業も参加する余地が生じる」として「韓国石油公社が社債発行などで自主資金を調達し東海盆地探査を継続しなければならない」と主張した。
専門家らは、政府が予算を大幅に増やした南海盆地(5鉱区、6-2鉱区)について「東海盆地と比べて有望性が劣る」と評価した。政府は22日から韓日の一方的な共同開発協定終了通知が可能になった7鉱区に対する「旗効果」を維持するためにも近隣5鉱区などの集中探査が必要だという立場だ。
(後略)
韓国経済「'대왕고래 정치色' 빼겠다는 정부…전문가 "동해 5번은 뚫어봐야"(「「大王クジラ政治色」を排除するという政府...専門家「東海、5回は掘ってみないと」)」より一部抜粋