モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)指数の先進国編入を目指していた韓国は、今年も不発でした。
観察対象国リストにも入っていません。編入の前段階として観察対象国リストに載らなければなりませんので、来年の編入は確実に無いと断言できる状態です。
しかし、ここで諦めるつもりは無いようです。というか、外資を誘致するために必須の肩書だと韓国では信じられているので諦めるわけにはいきません。
専門TF(タスクフォース)が組織され、制度改善課題などを盛り込んだMSCI先進国指数編入へ向けたロードマップを年内を目途に策定するとのこと。
ニューシースの記事からです。
「不屈の挑戦」MSCI先進国指数編入、再推進へ...年内ロードマップの策定
政府が韓国証券市場のモルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)先進国(DM)指数への編入を本格的に推進するため、関係省庁合同タスクフォース(TF)を組織し、15日に初会議を開いた。
政府は今年中に制度改善課題を盛り込んだ総合ロードマップをまとめ、海外投資家との疎通を強化して外国人投資基盤を拡大するという計画だ。
政府はこの日、ソウル鍾路区の政府ソウル庁舎でイ・ヒョンイル企画財政部長官職務代行1次官主宰で「MSCI先進国指数編入推進TF」キックオフ会議を開催した。
(中略)
MSCI指数は米国MSCI社が発表するグローバル株価指数で、米国・ヨーロッパなど主要機関投資家のベンチマークとして活用される。
韓国証券市場は1992年MSCI新興国指数に編入された後、2008年には観察対象国に上がったが、市場接近性が十分でないという理由で先進国指数進入が不発に終わった。
また、2014年には観察対象国からも除外され、10年以上新興国(EM)の地位だけを維持していた。観察対象国は先入国指数進入候補群だ。
(中略)
これに対し政府はMSCI先進国指数編入を体系的に推進するために政府部署および関係機関で構成されたTFを組織し、外国人投資家の外国為替・資本市場接近性と便宜性を向上させるための方案用意に乗り出したのだ。
(中略)
関係機関は今回のTFを通じて年内にMSCI先進国指数編入のための総合ロードマップを樹立・発表することにした。直ちに推進が可能な課題は段階的に発表・施行し、効果を早く体感できるようにする方針だ。
また、MSCI面談、主要国際金融中心地での現地投資説明会(IR)などを通じて制度改善現況を積極的に知らせ、海外投資家のフィードバックを反映することにした。
(後略)
ニューシース「'11전12기' MSCI 선진국지수 편입 재추진 시동…연내 로드맵 수립(「不屈の挑戦」MSCI先進国指数編入、再推進へ...年内ロードマップの策定)」より一部抜粋
MSCIは何度も言及していますが、制度を整えるだけでは不十分です。その制度がきちんと運用されていると投資家らが「評価できる十分な時間を持たなければならない」んです。
外側だけ取り繕って見てくれを整えればOKというものではありません。