カンボジアで拘禁された韓国人64名が、政府チャーター機で韓国に送還されました。
先日、カンボジアで韓国人の行方不明者が急増している件で少し触れた内容です。該当記事の引用報道内でカンボジア警察が1ヵ月以内に送還する、としていた人たちです。
しかし、韓国メディアが報じた「行方不明者80名」と同じ人たちなのかについて特に言及が無く、まだ分かっていません。
MBCの記事からです。
「カンボジア拘禁」韓国人64名送還...チャーター機、仁川空港に着陸
カンボジアで犯罪に加担し、移民当局に拘禁された韓国人64人を乗せたチャーター便が今日午前8時半ごろ、仁川空港に着陸しました。
送還された64人は最近までカンボジア移民当局に拘禁された韓国人全員で、昨日カンボジア警察が明らかにした59人より5人増えました。
送還対象者はチャーター機に乗るやいなや機内で逮捕されたということです。
今回の送還対象者は、いわゆる「ウェンチ」と呼ばれるカンボジアの犯罪団地で、振り込め詐欺やロマンス詐欺など犯罪に加担した疑いが持たれています。
ほとんどが韓国で逮捕状が出された被疑者の身分で、チャーター機で降りた後、管轄の警察署に押送され、捜査を受けることになります。
(後略)
MBC「'캄보디아 구금' 한국인 64명 송환‥전세기 인천공항 착륙(「カンボジア拘禁」韓国人64名送還...チャーター機、仁川空港に着陸)」より一部抜粋
8月には22歳の韓国人男性が亡くなった状態で発見されています。遺体には暴行と拷問を受けた痕跡があったとのこと。
この方は家族に「カンボジアの展示会に出席する」と伝えていたそうですが、8月上旬にボコー山の近くで遺体となって発見されました。
ボコー山近辺はカンボジア国内で詐欺・オンライン犯罪拠点、強制就業・拘束施設などがある地域の一つと言われています。
このことから、実際には特殊詐欺グループに拘束され、逃げようとしたのではないかと考えられています。
この他にも「カンボジアでのIT高級職」との名目で求人を出しているケースもあるようで...それだけ韓国内の青年就職事情が切迫しているということです。
韓国統計庁によれば、青年失業率は約8~9%前後となっています。しかし実際には希望する職に就けなかった場合、留学や進学することで「就職浪人」として繋いだり、臨時職で凌いだりするケースが多く、体感失業率は20~25%とも言われます。4~5人に1人は「失業」というインパクトです。
こうした状態の中、言い方悪いですけど、自国より「下」の国であれば自身の能力が「正当に評価される環境がある」と考えてしまうのは、仕方の無いことなのかもしれません。