銀行融資延滞率0.61%...整理するより増える額が多い話

8月末時点で、韓国の銀行融資の延滞率が0.61%を記録しました。
8年6ヵ月ぶりの高値だった今年の5月(0.64%)に比べると低いですが、問題は銀行が整理した延滞貸出(不良債権)額よりも新規に発生した延滞額の方が多いという点です。

8月に銀行圏が整理した規模は1兆8000億ウォン、これに対し新規の延滞額は2兆9000億ウォン規模でした。整理された額より新規の額が1.4倍ほど多かった結果、延滞率が上昇したということです。

昨年の8月には延滞率は0.53%でした。この頃と比較すると+0.08%です。

 



朝鮮日報の記事からです。

8月末の銀行融資延滞率0.61%、2ヵ月連続上昇...新規延滞拡大の余波


(前略)

24日、金融監督院(金監院)によると、8月末の国内銀行のウォン建て融資の延滞率は0.61%で、前月(0.57%)比0.04%ポイント上昇した。貸出延滞率は5月末に0.64%で8年6ヵ月ぶりに最高値を記録した後、6月に0.52%に沈んだ。しかし、7月に再び反騰したのに続き8月まで2ヵ月連続で上昇傾向を示したのだ。

貸出延滞率が増えたのは新たに延滞した貸出が増加した影響だ。8月の新規延滞額の発生額は2兆9000億ウォンで前月(2兆8000億ウォン)比0.1兆ウォン増えた。ところが8月に銀行が延滞した貸出を整理した規模は1兆8000億ウォンを記録し、整理した延滞貸出より新しく積もった延滞貸出がさらに多かった。

(中略)

部門別に見れば企業貸出延滞率は0.73%で前月(0.67%)より0.06%ポイント上がったが、特に中小企業貸出延滞率が0.07%ポイント上がった0.89%を記録した。大企業向け融資の延滞率は0.15%で、前月比0.01%ポイントの上昇に止まった。

8月末の家計融資の延滞率は0.45%で前月より0.02%ポイント上昇した。 住宅担保貸出(住宅担保貸出)延滞率が0.3%で前月対比0.01%ポイント上がったが、住宅担保貸出を除く信用貸出など延滞率は0.92%で0.06%ポイントも増加した。

(後略)



朝鮮日報「8월 말 은행 대출 연체율 0.61%, 두 달째 상승…신규 연체 확대 여파(8月末の銀行融資延滞率0.61%、2ヵ月連続上昇...新規延滞拡大の余波)」より一部抜粋

延滞率は昨年12月頃に一時0.44%にまで低下していましたが、年が明けて今年の第1四半期には0.58%に急騰、6月に0.52%に下がるも再度0.61%に上昇しています。
一時的に下がることはあっても延滞率はジワジワ上昇傾向にあります。