昨日、韓国大統領府が青瓦台に戻りました。
正直、この大引っ越し作業は国民の「血税」で賄われるわけですから、国民の負担を思えば頻発して良いこととも思えませんが...。
しかし、共に民主党的には前政権の痕跡を抹消するために、必ず行われなければならないことだったのでしょう。韓国政府の正当性は青瓦台にあり、龍山時代は偽政府だ...みたいな?
そして本日、イ・ジェミョンさんが青瓦台で初の、また今年最後の国務会議に出席し、「統合」を強調しました。
ファイナンシャルニュースの記事からです。
イ、青瓦台初の国務会議で「統合」強調...「丸ごと青に染めるわけにはいかない」
イ·ジェミョン大統領は 30日、青瓦台で主宰した初の国務会議で「青色が好きな人々が権限を持ったからといって、その社会を丸ごと青くすることはできない」と明らかにした。イ・ヘフン初代企画予算処長官候補者を巡る「内乱擁護」論難が続いている中で、イ大統領が「国民統合」を再度強調したのだ。青瓦台初の国務会議でイ大統領は与党主導で国会本会議の敷居を越えた内乱専門担当裁判所設置法と情報通信網法などを審議・議決した。
(中略)
イ大統領は同日の閣議で「大統領の最大の責任は国民を統合することだ」と強調した。イ大統領は「国民の統合された力を土台に国民と国家のより良い明日を作っていく最終の責任者、それがまさに大統領だという気がする」とし「5200万人が集まって暮らすのが大韓民国共同体だ。大統領は共同体全体の責任を負うことだ」と述べた。
それと共に「私たちが大統領になるまでは特定の勢力を代表するが、大統領になる瞬間には皆を代表しなければならない」とし「最終権力を勝ち取る過程で共にした勢力の人々だけがすべてを享受し、その他は全て排除すればそれは政治ではなく戦争になってしまう。ところが、政治とはそうしてはいけないものだ。戦争と政治が違う理由がまさにそれだ」と強調した。
特にイ大統領は、「韓国社会は、例えば七つの色を持つ虹のような集団と言える」とし、「青色が好きな人々が権限を持ったからといって、その社会を丸ごと青くすることはできない。それでは赤はどこに行くのか、赤は韓国の共同体資格を喪失するのか、そうではない」と述べた。
この他にもイ大統領は、「コメントの世論操作は民主主義体制を脅かす」とし、厳しく処罰することを指示した。イ大統領はユン・ホジュン行政安全部長官に向かって、「コメントの世論操作に捜査をしろと言ったが、どうなったのか」と言及し「これは業務妨害であるだけでなく、情報操作であり、民主主義体制を脅かす行為だ」と明らかにした。
(中略)
一方、この日の国務会議ではユン・ソンニョル元大統領の内乱疑惑事件などを専門担当する裁判所設置法案と虚偽・操作情報に対する制裁を強化する情報通信網法改正案(虚偽操作情報根絶法)等を審議・議決した。
内乱専担裁判部設置法は、内乱専担裁判部をソウル中央地裁とソウル高等裁判所にそれぞれ 2つ以上設置するようにする内容を骨子とする。民主党がいわゆる「虚偽操作情報根絶法」と命名した情報通信網法改正案は不法および虚偽操作情報の概念を具体的に定義し、情報通信網内でこれら情報を流通する行為を禁止する。
(後略)
ファイナンシャルニュース「李, 청와대 첫 국무회의서 ‘통합’ 강조…“통째로 파랗게 만들 수는 없어”(イ、青瓦台初の国務会議で「統合」強調...「丸ごと青に染めるわけにはいかない」)」より一部抜粋
口ではご立派なことを言っていますが、内乱疑惑事件を専門に担当する裁判所設置案を可決させています。これはイ・ジェミョンさんの言う「政治の戦争化」とは違うのでしょうか?
また、虚偽捜査情報根絶法は「政府」が「虚偽情報とは何か?」と定義するという点である種の言論統制に利用できる側面があります。仮に事実と解釈できる余地のあることを発信したとしても、政府側は「はい、それアウトー」と言えば裁けてしまうんですから。
イ・ジェミョンさんが言っていることをまとめると、
「権力を取った側が青色が好きだからと、全部を青に染めるわけにはいかない…だから、私が決める。それが大統領の責任(権限)であり、それが国民統合である」
こんな感じでしょうか?大統領を「国民統合の象徴」にしたいんでしょうかね?天皇にでもなるつもりかな?