明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
と言っても、年末はちょっとバタついていて、あんまりお正月という感じはせず、なんか気が付いたら明けてしまっていたのですが...。
大掃除もロクに出来ていないので、旧正月までにやろうと思います。
さて、12月上旬にイ・ジェミョンさんが政府省庁の業務報告という公式の場で「桓檀古記」について北東アジア歴史財団理事長に「どうなのか」尋ねた件が話題になりました。
「桓檀古記」だけでなく、その他の偽書・神話(not 歴史書)についてまとめられた記事がありましたので紹介します。
文化日報の記事からです。
韓民族上古史論争の著作、さまざま...「民族意識を高めるために書かれたようだ」
桓檀古記をめぐる論争は、これまで歴史学会で進められてきたいくつかの偽書論議の一つに過ぎない。同様に、揆園史話、檀奇古史、符都誌、花郎世記なども数多くの資料をめぐり学界では著者と製作時期、内容の事実などについて激しい議論を繰り広げてきた。
桓檀古記のように、韓民族上古史を扱った本の中には「揆園史話」がある。揆園史話は朝鮮粛宗 1年の 1675年、北崖子という人が震域遺記という高麗の時の歴史書を参考にして著述したと知られている。内容は、桓因、桓雄天王が登場する創世の時から檀君朝鮮の時期まで詳細に記述しているが、内容の相当部分が神話的だ。これに伴い、実際の歴史と見ることは難しく、民族意識を鼓吹させるために使われたという評価が歴史学会の主流を成している。本が朝鮮時代に制作されたかどうかとは別に、内容の史料的価値が劣るという主張だ。
「檀奇古史」は大秦国(渤海)に建てられた大祚榮王の弟である大野渤が 719年に編纂したとされる本だ。これによると、大野渤が渤海語で書いた原文が漢文に翻訳された後、中国で数冊模写され、このうち一部が国漢文本に翻訳されて伝えられたものだという。本は檀君神話と箕子朝鮮の年代記を扱っているが、歴史学会では内容が各時代の状況と合わず、近代に登場した用語が使われている点などを挙げ、解放以後に作られた偽書と見なしている。
「符都誌」は三国時代の新羅の学者パク・ジェサンが著述したと伝えられる「澄心録」の一部を指す。現存する本はパク・ジェサンの55代孫であるパク・グムが自身の記憶を土台に原文の一部を復元したとして、1953年に出したものをいう。桓檀古記のように原本が無い状態で作成され、内容も約1万1000年前の上古史を神話的に扱ったことと近いため、学界では偽書と見ている。
新羅時代の花郎を扱った史書「花郎世記」も長い間、論争の中心にあった本だ。新羅の歴史学者キム・デムン著述した本で、高麗時代後半までは原本が存在したが、以後、原本が消えた状態で 1989年に筆写本が登場したことが論難の契機になった。筆写本は日帝強占期に在野の史学者だったパク・チャンファが書いたもので、彼の死後になって発見された内容の真偽を巡り歴史学会論争に火が点いた。
2007年、パク・ナムス国史編纂委員会の編史研究官は「パク・チャンファの遺稿を土台に分析した結果、筆写本は花郎を扱ったパク・チャンファの『歴史小説』である可能性が高い」と明らかにした。
文化日報「한민족 상고사 논쟁작 다양… “민족의식 고취하려 쓴듯”[Who, What, Why]」(韓民族上古史論争の著作、さまざま...「民族意識を高めるために書かれたようだ」)より