米韓関税交渉、「合意点を見出すことができなかった」という話

昨日お伝えしたように、産業通商部長官のキム・ジョングァンさんが訪米し、ラトニックさんと会合を行いました。
事前の話だと「話せば分かる」ということだったはずなんですが...「合意点を見出すことができなかった」そうです。
いや、合意はすでに去年の10月末にしてるんですけどね。もう「合意」という言葉がゲシュタルト崩壊しそうです。


 

聯合ニュースの記事からです。

キム・ジョングァン、ラトニックと「関税葛藤」結論出せず...「明日また会う」

キム・ジョングァン産業通商部長官が29日(現地時間)、米国の関税再引き上げの脅威に対応するため、ハワード・ラトニック米商務長官と会ったが、すぐには合意点を見出すことができなかった

キム長官は同日午後5時頃、ワシントンDC商務部庁舎に到着し、ラトニック長官と対話した後、午後6時24分頃に庁舎から出てきた。

キム長官は取材陣に「多くの話をし、明日の朝に再び会うことにした」とし「まだ結論が出たわけではない」と明らかにした。

彼は米国の関税引き上げを阻んだのかという質問に「そのように阻んだ、阻まなかったという話まではない」と答えた。

(中略)

キム長官は、ラトニック長官との協議で韓国が対米投資特別法をはじめ、韓米間で合意した対米投資を履行するという意志が明確であることを説明し、米国が関税を再び引き上げないよう説得した。

前日ワシントンDCに到着したキム長官は空港で取材陣に「韓国国内の立法進行状況について誤解がないようによく説明し、米国との協力・投資と関連しては韓国政府の(立場に)変化がないため、そのような内容を忠実によく説明しようと思う」と話した。

(中略)

ラトニック長官はトランプ大統領の信任を受け、行政府の関税政策と貿易交渉を主導的に導いてきた。
ラトニック長官は前日、サムスン電子がワシントンDCの国立アジア芸術博物館で主催した「イ・ゴンヒコレクション」ガラ行事に参加したが、祝辞をしながらも韓国の貿易合意履行を注文した。

ラトニック長官は対米投資は「選択(option)事項ではない」として「韓国国会が貿易合意履行のための措置を取ることを期待する」と話したと行事参加者たちが伝えた。

聯合ニュース「김정관, 러트닉과 '관세갈등' 결론 못내…"내일 다시 만난다"(종합)(キム・ジョングァン、ラトニックと「関税葛藤」結論出せず...「明日また会う」)」より一部抜粋

トランプ政権が自滅するまで粘るのも、ある意味で手かもしれませんが、合意文書では満期が「トランプ政権の任期」ではなく「10年」になっているのがネックになるでしょね。仮に次期政権が今とは対照的な性格だったとしても、韓国に都合よく合意内容を反故にしてやる義理は無いわけですから。