韓米関税交渉「続きはWebで」という話

ラトニックさんと2回目の会合を終えたキム・ジョングァンさんが韓国に帰国しました。
空港で待ち受けていた記者たちに、「(韓国の立場を説明し)不要な誤解は解消されたと思う」と話しましたが、特に何らかの合意がなされたわけではないようです。
様子的に、米国から「関税15%据え置き」の言質も恐らく引き出せていないでしょう。なぜなら米国側が「官報掲載の準備」を進めていることをキム・ジョングァンさん自ら認めてしまったからです。

ちゃんと説明して、ちゃんと米国が韓国の立場を「分かって」くれたのに、官報掲載の準備を進めてるって、ちょっと意味が分からないんですけどね。
ともかく、キム・ジョングァンさんは韓国に帰国し、引き続きオンラインでのやり取りを続けるそうです。


 

聯合ニュースの記事からです。

キム長官、訪米関税協議後に帰国「不要な誤解は解消されたと思う」

キム・ジョングァン産業通商部長官は31日、米国訪問して進行した韓米関税関連協議と関連して「相互間の理解が非常に深まった」とし「不必要な誤解は解消されたと思う」と明らかにした。

キム長官は同日午後、仁川国際空港で記者団に対して「今回の訪米交渉を通じて、韓国政府が当時(妥結)した関税協定に対して履行をしないとか、遅延する意図は全くないという点について十分に話した」とし、このように述べた。

(中略)

キム長官はワシントンDCで、ラトニック米商務長官と2度会って米国側の真意を把握し、韓国側の立場を説明することに注力した。

キム長官はこの日、「(米国側が)韓国の進展状況について、今、特別法案が国会で係争中であるため、そのような部分について非常に残念がっている部分があった」と伝えた。

さらに、「国会関連の状況は、特別法案が昨年 11月に提出され、12月は主に予算(議論が行われ)、今年 1月の場合は、企画予算処長官候補者の聴聞会を経て、特別法案を議論する余裕がなかったことを十分に説明した」と述べた。

キム長官は続けて「今後は特別法案が非常に速い速度で進行され、米国側と理解を共にするという話をした」と伝えた。

キム長官は実際、米国が韓国に対する関税引き上げに乗り出すための措置をしていると見るかという質問には「トランプ大統領のメッセージもあるが、関税引き上げ措置はすでに始まっている」とし「官報掲載を準備し制裁を準備している」と話した。

彼は続けて「議論はここで終わるのではなく、私たちが互いに内部討論を経てもう一度近いうちに韓国でテレビ会議をする予定」とし「そのような過程を経て最終的にどのように結論が出るのか一度見守ってほしい」と話した。

(中略)

対米投資1号プロジェクトの輪郭に対する質問にキム長官は「具体的プロジェクトまで議論する段階ではない」として「特別法が通過してこそ公式的な手続きが進行されるのだ。まだそれができない状況について米国側が残念な気持ちを示している状況だ」と述べた。

(後略)

聯合ニュース「김정관, 방미 관세협의後 귀국 "불필요한 오해는 해소됐다 생각"(キム長官、訪米関税協議後に帰国「不要な誤解は解消されたと思う」)」より一部抜粋