2025年の産業活動動向、好調な半導体・造船に対し絶不調な建設業界の話

10日以上前なのですが、国家データ処が2025年の年間産業活動動向の暫定値を公表しました。
半導体(+13.2%)と造船その他輸送機器製造(+23.7%)は、一見見ると好況です。しかし、建設業(-16.2%)は相変わらず低調です。

また、設備投資が全然伸びていません。前月比 -3.6%、前年比では -10.3%です。
設備投資が伸びない原因は色々ですが、よくあるのが企業が生産拡大をしていないことと、先行きの不透明感から支出を絞る(内部留保に回す)ことがあげられます。


 

聯合ニュースの記事からです。

半導体・造船が跳ねて建設が急落...昨年の産業生産は5年ぶりの最小成長

(前略)

国家データ処(旧統計庁)が 30日に発表した「2025年12月および年間産業活動動向」報告書によると、昨年の全産業生産指数(2020年=100)は114.2で、前年より0.5%上昇したと暫定集計された。

全産業生産指数は、国内すべての産業における財・サービスの生産活動を数値で示したもので、産業生産の流れを集約して表している。

12月 3日の非常事態宣言後に続いた混乱の影響で昨年上半期の経済全体が活力を失う中、産業生産は 2024年(1.5%)よりも上昇幅を縮小した。

(中略)

半導体は 13.2%増加し、造船業を含むその他の輸送機器の生産は 23.7%伸びた。

サービス業の生産は1.9%増加した 教育などで減少し、保健・社会福祉、小売などで増加した。

(中略)

建設業者の国内施工実績を金額で示す指標である建設完成は、建築(-17.3%)および土木(-13.0%)の両方で工事実績が減少し、16.2%減少した。

建設完成高は 1998年の統計作成以来最も大きく減少し、金融危機時の2008年(-8.1%)よりもマイナス幅が大きかった。

(中略)

設備投資は 3.6%減少した。

精密機器などの機械類(1.3%)への投資は増加したが、船舶や航空機を含むその他の輸送機器などの輸送機器(-16.1%)は減少した。

建設既成は建築(13.7%)と土木(7.4%)の両方で実績が増加し、12.1%増加した。

現在の景気状況を示す指標である同調総合指数の循環変動率は98.5で、前月比0.2ポイント下落した。 この指数は昨年 10月に0.4ポイント下落に転じて以降、3か月連続でマイナスを記録している。

(後略)

聯合ニュース「반도체·조선 날고 건설 추락…작년 산업생산 5년만에 최소 성장(종합)(半導体・造船が急落し、建設が落ち込む...昨年の産業生産は5年ぶりの最小成長)」より一部抜粋

「非常事態宣言後に続いた混乱の影響で昨年上半期の経済全体が活力を失う中」...いつまで戒厳令のせいにするんでしょう?たった数時間で収束した戒厳令が半年も影響を及ぼすとはとても思えませんが。