フォボスから砂を持って帰る計画の話

JAXAが火星の月に探査機を送る計画を進行するそうです。
2024年打ち上げ、2029年軌間を予定して、火星の第一衛星フォボスから「砂」を持ち帰ることを目的にしています。
(どうでも良いんですが、「フォボス」と聞くと真っ先に思い出すのが、某格ゲーのキャラです)

火星の公転周期は687日で、地球は780日(約2年2ヶ月)毎に内側から火星を追い越しています。一番近いときで約6000万キロくらいだったはずですから、はやぶさ2の最高時速で考えたら2年弱くらいの道行きでしょうか。

毎回思うんですけれど、宇宙開発プロジェクトってその性格上、どうしても長期計画になるじゃないですか。
関わっている人たちのモチベーション維持力とかスケジュール管理能力って高そうですよねぇ。ちょっと伝授して欲しい。


火星には衛星が二つ(フォボスダイモス)があります。
この二つの衛星はどうやって出来たのか起源がよく分かっていません。
シュミレーションでは「捕獲説」と「ジャンナインとインパクト説」の二つの説があります。

「捕獲説」は、小惑星が火星の重力に捉えられたとするもので、「ジャイアンインパクト説」は隕石などの天体が火星に衝突したことにより、飛び散った火星の欠片によって形成されたとするものです。
フォボスからサンプルを持ち帰ることができれば、もしかしたらはっきりするかもしれません。