経済

今年満期を迎える社債満期額 118兆ウォン...上半期だけで 72兆ウォンという話

韓国国内企業の今年の社債満期額は総額で 118兆8000億ウォンになります。2026年予算が 728兆ウォンですから、国家予算の約 6分の1の規模になります。 日本は総額 10兆~15兆円くらいの規模と予測されます。2026年度予算案が 122兆3092億円ですから、約 10分…

2月家計負債が前月対比倍に急増した話

2月の家計貸し出し動向の暫定値が発表されました。1月の 1兆4000億ウォンと比べて約2倍の 2兆9000億ウォンに急増しています。 金融委員会は季節性(新学期引っ越し需要など)による増加と、相互金融を中心とした団体ローンの増加が続いたことが原因としてい…

ドル・ウォンが 17年ぶりに 1500ラインを突破した話

韓国ウォンが対ドルで急落し、一時的に 1ドル 1500ウォンを突破しました。その後、戻され終値は 1ドル 1480ウォン付近となりました。ドル円も 157円台後半と円安が進んでいますが、それと比べても相対的にウォンの動きは弱いです。

2年間で運輸・倉庫業の賃金未払いが 80%急増という話

旧正月休み期間のため、あんまりニュースはありません。 以前は旧正月と旧盆の風物詩だった(今はちょくちょく報道されます)未払い賃金について「滞納が増えた」との報道があったので紹介しておきます。

中小・ベンチャー企業向け融資保証機関による「代位弁済」規模が過去最大という話

中小企業やベンチャー企業向けの融資保証を行う韓国政府系の金融機関である「技術保証基金(技保)」が代位弁済規模(金額ベース)が過去最大となりました。

産業部通商交渉本部長とUSTR副代表との会談...特に何も発表無し、の話

訪韓中の USTR副代表と韓国産業部通商交渉本部長との約90分間の会談が行われました。内容に関する公式発表は特にありません。発表が無いということは、逆に言うと何も発表できることが無いということで、何も合意は無かった、ということでしょう。

2025年の産業活動動向、好調な半導体・造船に対し絶不調な建設業界の話

10日以上前なのですが、国家データ処が2025年の年間産業活動動向の暫定値を公表しました。半導体(+13.2%)と造船その他輸送機器製造(+23.7%)は、一見見ると好況です。しかし、建設業(-16.2%)は相変わらず低調です。 また、設備投資が全然伸びていません…

対米投資特別法案のための特別委員会設置決定...え、今から?という話

米韓関税交渉のニュースが色々と飛び交っています。 昨日は産業通商資源部本部長のヨ・ハングさんが、米国通商代表部(USTR)のグレアさんと面談する予定となっていましたが、どうも面談できなかったようです。韓国側の発表では「予定がズレ込んでいるいるだ…

KOSPI 5%急落で 5000割れの話

少し前に KOSPIは 5000を突破しました。 一転、本日 5%以上急落し、5000を割り込みました。主に外国人と機関が売り越し、国内の個人投資家が、過去 10年最大規模の買いで支える構図になったようです。

米財務省、最近のウォン安傾向は「韓国経済の基本基調と合わない」と評価した話

米財務省が連邦議会に提出した報告書で、最近の韓国のウォン安を「韓国経済の強力なファンダメンタルズ(基本基調)と合わない」と評価していることが分かりました。特に国外(主に米市場)に投資する個人投資家「西学アリ」にも言及し、韓国の「独特な現象…

半導体輸出が70%増えた結果、輸出額が昨年同月比15%増えた話

韓国の輸出が、ますます半導体偏重になっています。昨年は経済成長率 1%のうち 0.9%ポイントが半導体輸出によるものだった、という試算もあります。 今月1日~20日までの集計では、輸出は昨年の14.9%増の25億1000万ドル、その約3割が半導体となっています。…

「口頭介入」で一気に10ウォン下落...「1・2ヵ月後には1400ウォン前後に下がる」という話

韓国ウォンが再び 1ドル 1480ウォンを突破し、イ・ジェミョンさんが口頭介入を行いました。 結果、10ウォンほど下落し、1470ウォン台あたりを推移しています。韓国は去年の12月24日に実際に介入を行っていると思われます。そのため、ただの口頭介入であって…

KOSPI史上最高値更新も、個人投資家は米国株選好という話

韓国KOSPIは史上最高値を更新し、4900台に突入しています。この件を伝えるニュースは概ね「好意的」なトーンです。 しかし、韓国の個人投資家や海外投資家らの動向を見ると、どうもそうも思えません。ウォン安を食い止めるためには個人投資家の国内回帰や海…

IMF、韓国のドル資産について「為替市場の25倍」「不均衡に大きい」と分析した話

IMFが「グローバル金融安定報告書」を公表しました。この中で、為替リスクに晒されたドル資産規模について警告しています。ある国の外国為替市場規模に比べて、持っているドル資産の規模が「多すぎる」場合、為替変動の衝撃を為替市場が吸収できない可能性が…

「米国に投資しないメモリチップ企業には100%関税を課す」という話

昨年10月末に米韓関税交渉は滑りこみで合意されました。しかし、その中身からは「半導体関連」がすっぽり抜けた状態です。米国は台湾との交渉をベースに韓国と交渉するつもりだったからです。 米国のことだから、またこれをカードに投資を引き出すつもりだろ…

「日本国内」から「韓日経済連帯」を推す声の話

台湾出身の日本の大学教授が「韓日経済連帯」を主張した記事が掲載されていたので紹介します。 言っている内容はSK会長の主張とよく似ています。ただ、日本国内(外国人教授ですが)からも「同様の声が上がっている」を演出したいのでしょうか? 政治的葛藤…

新年早々、過度なウォン安期待に忠告する話

韓国銀行総裁のイ・チャンヨンさんが新年の挨拶を行いました。その中で最近のウォン安に触れました。 以下に引用する記事中でイ・チャンヨンさんは為替レートが「高すぎる」と発言していますが、ウォン貨について言うなら「安すぎる」になります。ただし、ド…

高齢者所得貧困率39.7%...OECDで1位という話

韓国で高齢者の貧困問題はたびたびニュースになります。まあ、ニュースになるだけですけど。 統計庁が発表した「韓国の社会動向2025」によると、66歳以上の韓国人高齢者の所得貧困率は 39.7%で OECD平均 14.8%の 2.5倍以上の水準と確認されたそうです。可処…

ドルウォンレートが一気に30ウォン近く下げた話

サンタさんからのプレゼントなのか、ドルウォンレートがガーンと下がりました。

ドルウォンに「ワロス曲線」出現...韓国には「防御用実弾が不足している」という話

現在、ドルウォン相場は 1ドル 1481台で推移しています。一時1484台に乗りましたが、窓を埋めに来ています。 昨日の午後から深夜にかけて熱い戦いが繰り広げられたようですが、奮戦(?)むなしく防衛ラインを突破されました。今日の始値は、以前「ここを抜…

韓国の政府債務、10年後にGDP比64.3%まで増加する見込み...非基軸通貨国で最も高い増加幅という話

IMFの集計によると、2030年に韓国の政府債務は GDP比で 64.3%まで増加し、増加幅(+10.9%)は非基軸通貨国の中で1位となる見通しです。 増加幅は韓国よりも上位に6ヵ国(米・仏・ベルギー・スロバキア・エストニア・リトアニア)が居ますが、いずれもドル・…

通貨スワップは「ある」のが大事...来年3月と11月にドル建てスワップが相次いで満期を迎える話

韓国は今あらゆる手段で外貨(ドル)を国内へ流入させようとしています。それ自体はさして悪いことではないのですけれど、行動があまりにも極端というか、あからさまなので「え...そんなにまずい状況なの?」と、逆に市場へ動揺をもたらしているのではないか…

とにかくドルの供給を増やしたい韓国当局の話

韓国当局が為替防衛のために人の財布を使おうと必死です。

企画財政部、輸出企業にドル放出を要請する話

先月18日に、企画財政部のク・ユンチョルさんが韓国の主要輸出企業を呼びつけて「構造的な外需需給改善のため」「協力を要請した」という話がありました。この件自体は本ブログで直接紹介しませんでしたが、この場で企画財政部から企業に求められたことは要…

「韓国型国富ファンド」の課題の話

企画財政部が発表した政府主導の「韓国型国富ファンド」ですが、始まる前の段階ですでに「失敗」が懸念されています。というのも、過去に政府主導で行われた政策投資で資金のダブつきが起こっていて、予算の半分で投資先が見つけられなかったからです。お金…

コスダック上昇に「ベット」...信用取引残高が10兆ウォンを突破した話

コスダック市場の信用取引融資残高が急増しています。信用取引は証券会社からお金や株を借りて行う信用買い・信用売りです。「残高」が増えているということは、未決済額が増えていることを意味します。要は「ヨンクル(借金して投資)」です。

「韓国型国富ファンド」の話

「2026年 企画財政部業務報告」のブリーフィングが行われ、その席で副総理兼企画財政部長官のク・ユンチョルさんが「韓国型国富ファンド(Sovereign Wealth Fund; SWF)」造成案を発表しました。シンガポールの「Temasek(テマセク)」やオーストラリアの「F…

韓国、11月までの輸出は半導体けん引で+2.9%...半導体を除くと-1.5%という話

今年 1月から 11月までの韓国の輸出は、昨年同時期と比べて 2.9増となっていますが、ここから半導体を除くと -1.5%に逆転します。 これは構造的なもので、最近ずっとこの傾向なんですけどね。産業通商部の室長は、半導体を除いた結果が -1.5%で済んだのは「…

平均月収618万ウォンあっても生活が厳しいという話

韓国の国家データ処と韓国銀行と金融監督院が共同で調査した「2025年家計金融福祉調査」報告書を発表しました。これによると、韓国人の平均月収は「618万ウォン(約62万円)」、今年 3月末時点の平均資産は「5億6678万ウォン(約5700万円)」。資産から負債…

韓国国内証券取引税が来年1月1日から引き上げられる話

ウォンが 1ドル 1465ウォンの安値水準に張り付いています。輸出国家である韓国にとってウォン安は有利ですが過ぎれば毒です。 ウォン安の要因の一つとして、個人投資家による米証券市場への投資急増が挙げられています。韓国から見ればこれは資金流出なので…