小ネタ

今年の不良債権市場8兆ウォン以上の見通し...史上最大規模という話

不良債権市場の動向が少し分かる記事があったので紹介します。おそらく、記事の趣旨としては不良債権の物量云々がメインではないのですが、私が興味あるのはその部分です。簡単にまとめると、不良債権市場は2019年ごろまで4兆~5兆ウォン規模でした。それが…

証券会社の不動産PF延滞率17%...貯蓄銀行を上回る話

不動産PF(プロジェクトファイナンス)の不良債権の整理が進んでいますが、中小証券会社と貯蓄銀行に対しての各種信用評価会社による格付けが相次いで下方修正されています。先月にも一度、下方修正が行われていたのですけれど、金融当局による不動産PF軟着…

基準年変更でGDPアップ…しかし家計負債は変わらず世界1位という話

各種統計の基準年を2015年から2020年に変えることで韓国のGDPが韓国銀行基準で一気に増えました。これにより世界第14位から12位に上がったそうです。また、各種財政指標もGDP比をベースにしたものは一気に改善しました。家計負債においては一気に6.9%も下が…

税金未払いと調査能力に何の関係があるのか?な話

普段から韓国の報道に触れている人なら、何度か経験があるかと思いますが、韓国人は言っている「内容」ではなく、誰が言っているのか、言っている「人」や「権威」に注目します。日本人も肩書に弱いと言われますが、韓国人のソレはそのレベルを超えています…

「成功率20%ということは失敗率80%」という話

「成功率20%」と聞くと、たまに「じゃあ、5回に1回は成功するんですね」と言う人がいますけど、違いますからね。ユンさんが「サプライズ演出」で発表した迎日湾の試験掘削の件がまだまだ話題です。正直、なんでこんなに盛り上がれるのか分からないレベルで雨…

ムン政権時代、国家債務関連の推定値が「忖度」で歪められていた疑惑の話

あくまで「疑惑」です。当事者とされている人は「否定」していることは先に言っておきます。ただし、この「疑惑」は監査院の監査結果によって提起されたものです。具体的にどういう内容なのかというと、2020年に企画財政部が長期財政見通しとして2060年の国…

貯蓄銀行の今年第1四半期のPF貸出延滞率が11%に急騰している話

2020年基準まで不動産PF(プロジェクト・ファイナンス)関連の不良債権数が「0%」だった韓国の貯蓄銀行。ちょっと基準を厳しくすると急に不良債権が「10%」に膨らみ、1兆5957億ウォンの黒字が1年で5000億ウォンの赤字に転落しました。さらに、今年第1四半期…

ユンさん、海底油田の探査掘削を「サプライズ発表」の話

「我々も産油国になる」...今日はこの話題で持ち切りです。ユンさんが突如、「石油が出るそうなので掘ってみます」と言い出しました。場所は「迎日湾(ヨンイルマン)」というところ。字で見て分かるように、日本に面している場所で、浦項沖になります。最近…

第1金融の貸し渋りによりカードローンが残高が急増している話

カードローン残高が急増しています。先月末までカード会社8社のカードローン残高は約37兆ウォンで前年同期比2兆5000億ウォン増加です。また、カード会社が発行する与信専門金融社債の発行数も急増しています。カード会社は貸出事業に必要な資金の内のおよそ7…

民間債権買取業者の資金調達量が2年で6倍になっている話

不良債権買取専門業者の資金調達量がこの2年で6倍になっていることが分かりました。不良債権は一般的に3ヵ月以上元金戻り金の返済が延滞したもの(NPL)のことを言います。金融機関はこうしたものを不良債権買取専門業者に売却することで一部債権を回収しま…

韓国、第1四半期の出生児童数が統計開始以来最低値を記録した話

韓国では毎年第1四半期が一番出生率が高くなります。年始に生まれた子の方が、同学年の中で発育が一番良くなるためだそうです。日本の場合は年始から4月1日までに生まれた子は早生まれとなるので、この辺りの感覚は逆かもしれません。(というか、発育の良し…

韓国の銀行の家計負債、第2四半期に入ってから毎週1兆ウォン以上増え続けている話

少し前に韓国の第1四半期の家計負債がGDP 100%割り込んだ、という記事を紹介しました(参考)。その時にも触れたのですが、GDP対比での数字は減っていても、総額は増えています。第1四半期は結局、1兆1590億ウォン(5大銀行貸出分のみ)増えていたそうです。…

サムスン製HBM、発熱と消費電力の問題でNVIDIAのテストに不合格(?)という話

ロイター通信の報道によると、サムスン電子がNVIDIAに納品予定だったHBM(広帯域幅メモリ)がテストで不合格だったということです。発熱と消費電力などが問題になったとされています。韓国メディアがよく言う「超技術格差」の代表格とも言えるHBM関連の話で…

韓国、個人回生件数が毎年30%増している話

個人回生制度は一定の所得がある債務者に対して最低限の生活費を確保した状態で一定期間を債務返済に充て、残りの債務を免除するという借金の棒引き制度のことです。制度の適用を受けるためには裁判所に申請して適用を認められる必要があります。何度か関連…

マンション分譲年間計画の進捗度28%水準という話

韓国でマンションの未分譲が増えているとのことです。年初に計画されていた今年の分譲件数は33万5822世帯でしたが、まもなく上半期が終わろうという5月になって成約したのは9万2954世帯のみで、比率にすると27.7%となります。ただ地域差が大きいことから、単…

カード会社の業績好調…しかし延滞率が…という話

昨日は自営業者の銀行貸出でしたが、今日はカードローンの話です。韓国の国内主要カード会社7社の第1四半期の純利益が昨年の第1四半期に比べ15.18%と大幅に増加しました。カード会社の純利益が増えたということはそれだけカードローンを利用した人が増えたと…

自営業者向け融資で1兆3560億ウォンの延滞…前年同期比37.4%急増という話

今年の第1四半期、韓国の自営業者の貸し出し残高は1112兆7400億ウォンで、貸出を受けている人数は335万9590人と集計されました。前年同期は738兆600億ウォンの209万7221人でしたから、それぞれ51%と60%の大幅増となります。さらに、このうち1カ月以上延滞し…

韓国防衛産業に逆風の予感の話

韓国が力を入れている輸出産業に防衛産業があります。ウクライナへの支援が消極的なのとは打って変わって、お隣のポーランドへは積極的に武器装備輸出を輸出しています。一時期、輸出入銀行と貿易保険公社の金融支援を限度額いっぱい使い切ってしまい、追加…

不動産PF全体リスク資産規模、基準強化とセマウル金庫分追加で100兆ウォン増加した話

韓国の不動産PF(プロジェクト・ファイナンス)の不良処理が本格化するようです。しかし、当初政府が発表していた「135兆ウォン」規模に達する全不動産PFリスク資産の規模が、いつのまにやら「230兆ウォン」規模になっています。これは基準を強化したことと…

韓国バリューアッププログラム…「韓国企業は本当に過小評価されているのか?」という話

韓国でバリューアッププログラムが発表されました。基本的には企業の「自律」性に任せるというスタンスで、要するに「頑張れ」です。それはともかく、バリューアップの必要性というか、その根本的な部分は「韓国企業の価値が不当に低評価されている」という…

韓国自営業者の融資額、融資規模、延滞率…全て急増しているという話

コロナ以降の4年間で、韓国の個人事業主への融資額が51%増えたことが分かりました。また、高金利の影響で延滞率は1年で53.4%急増、3ヵ所以上からお金を借りている多重債務者も62%急増の172万人となりました。これは調査対象(貸し出しを受けている全個人事業…

ユンさん、BBC記者から質問に「事実上答えていない」と認識されてしまった話

大統領就任2年の記者会見で、外信記者のロシア関係の質問に対し、ユンさんがトンチンカンな応答をしたことがかなり話題になっています。BBCの記者はロシアと北朝鮮の軍事的協力について「韓国のボーダーラインはどこか?」という趣旨の質問をしたのですが、…

韓国の外貨準備高、1ヵ月で60億ドル減…預金は117億ドル減という話

韓国銀行が外貨準備高の残高を発表しました。4月末の時点で4132億6000万ドルで、3月末と比較して約60億ドルのマイナスです。この規模は世界9位の水準で、韓国のGDPの約25%にあたります。OECDの平均がGDP17%規模だといいますから、十分な備えのように見えます…

韓国第1四半期国税収入、前年同期より2兆2000億ウォン減少...サムスン、SKなど大企業の不振により法人税収入が減ったためという話

韓国では昨年の今頃も税収不足の話が出ていて、結局、昨年は56兆4000億ウォンの赤字になりました。昨年の3月までの国税収入は史上最大の税収不足と言われていました。しかし、今年は昨年を上回る規模で税収が減少しています。今年の1月から3月の国税収入は84…

集団辞職した専攻医たちが皮膚科・整形科を対象とした講演会場に多数参加している話

集団辞職した専攻医たちが韓国皮膚肥満整形学会主催の学術大会に多数参加していることが確認されました。既に退職してるわけですからどこに再就職しようと自由ではあるのですけれども参加した専攻医たちの首から下げられた名札には、修練病院の名前も一緒に…

不動産PF関連で5000億ウォンの赤字を出した貯蓄銀行、家計向けローン規模を拡大させる話

韓国には貯蓄銀行というものがあります。「銀行」 と銘打ってはいますが、いわゆる第1金融圏といわれる「銀行」とは別物です。貯蓄銀行自体は第2金融圏、ノンバンクに分類されます。しかし、業務内容としては銀行と大差のないものとなっています。この貯蓄銀…

平均年収が5000万ウォン(500万円)突破と未払い賃金前年同期比40%急増が両立する話

おそらく基準が異なるため、単純な比較はできませんが一説では日本の十数倍と言われる韓国の賃金未払い問題。昨年、史上最大規模を記録しましたが、今年に入って第1四半期だけですでに40%も急増していることがわかりました。主な原因は建築業界の不況とされ…

急激なドル高に韓国4大銀行の外貨負債額が急増している話

ドルに対して円安が進んでいますが、同じように韓国のウォンもドルに対して安くなっています。これにより、韓国の4大銀行が抱える外貨負債規模が拡大していることが分かりました。5年前の2018年末時点での外貨負債額は1391億ドル、それに対して昨年末時点で…

不測の事態に備えてサムスングループの役員らが週6日勤務との話

サムスングループが役員だけとはいえ週6勤務を実施するそうです。一般社員の同伴出勤は現金とのこと。ロシア・ウクライナ事態、中東問題など不測の事態に備えた非常経営体制のことですが、その実効性には疑問の声も上がっています。

未分譲マンションが急増しているらしい話

昨日お伝えしたニュースで、一部プロジェクトファイナンスに関して建築会社が金融当局に金融機関、特に第二金融券の手数料が高すぎると苦情を申し立てたというものがありました。金融当局は立ち入り調査を実施しています。金融機関側の言い分では、建築業界…