「サラザールのマムシ」という新種のヘビの話

インドで新種の毒蛇が発見されました。
鮮やかな黄緑で、とてもキレイな蛇ですが、ハブ属だそうなので毒性は強そうです。

学名は「Trimeresurus salazar」。意味は「ハブ属サラザール」で、一般名として「Salazar's Pit Viper(サラザールマムシ)」が提案されています。
サラザールというのは、ハリー・ポッターに出てくるホグワーツ共同創設者の一人で寮名の由来にもなっている「サラザール・スリザリン」が元ネタだそうです。

いっそのこと「スリザリンのマムシ」って言われた方がピンとくる気するなぁ、と思っていたら、CNNの日本語の報道では「スリザリンと命名」って表題になっていました。
でも、学名にも一般名にも「Salazar」としかありませんし、正確ではない気がします。

※続きに写真があります。蛇がニガテな方は注意してください。


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スリザリンの寮カラーと言えば緑と銀ですが、新種の蛇はどっちかっていうと緑と黄色って感じ。

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オスにだけ、頭の横に赤い帯状の模様があるのだそうです。