インターネット上で公開されているPDF書類（申請書）などをDLして提出する、という機会がたまにあります。
PDFなので印刷して手書きでも良いんですが、そのままワープロ入力で作れた方が楽ですよね。
で、調べてみたのですが調べ方が悪いのかAdobe Acrobatを使う方法やWindows向けの方法しか見つかりませんでした。Acrobatは高いですし、そもそもLinuxユーザなのでWindows向けの方法は使えません。
無料でマルチプラットフォームで使える方法がないものか、と考えていた所、何気なく試してみたら簡単に出来てしまったのでその方法をご紹介したいと思います。
簡単なPDF編集方法を知りたい人はチェックしてみてください。
LibreOfficeという選択肢
マルチプラットフォーム向けのオープンソフトにLibreOfficeというのがあります。Microsoft Officeとも互換性のあるオフィス系ソフトです。
そのLibreOfficeシリーズの中にLibreOffice Drawという図形描画、フローチャート作成用のソフトがあります。このソフトでPDFファイルを開けば 直接編集することが可能 です！
ファイルを開く
LibreOffice Drawを起動後、ファイルメニューから目的のPDFファイルを開けば読み込まれます。
PDFの編集
PDFは国立図書館の利用申請書をお借りしました。
■ 入力項目に記入する
テキストボックスを使用します。
適当なところでテキストボックスをドラッグして入力エリアを作成し、テキストを入力します。
■ 既に入力済みの項目に追記する
項目をクリックすると、OCR機能で自動認識された文字が選択されます。
そのまま必要分だけ入力したり追加したりが簡単にできます。
あんまり頻繁に使うものでもないですが、行政への提出書類とか、窓口へ行かなくてもPDFが用意されている場合など、抑えておくと便利なツールです。
LibreOfficeのダウンロードはこちらから。 ja.libreoffice.org
