ナヌムの家の実態を10年前に告発した日本人活動家の話

慰安婦たちが集団生活を送っているナヌムの家、そこの実態を10年近く前に暴露して追い出された日本人活動家が居たそうです。
韓国日報との取材で「何も変わっていない」と言ったそうです。


韓国日報の記事からです。

「10年前と全く同じだ」...ナヌムの家の実態情報提供した、追い出された日本人活動家


「おばあさんを放置して栄養失調事態もありました。10年以上放置された問題が世に知られるのが遅すぎて、おばあさんに申し訳ない気持ちだけです」

2006年4月から5年間、日本軍慰安婦被害者住居福祉施設であるナヌムの家で研究員として活動した村山一兵(村山一兵・40)さんは「爆発するものが爆発した」と切り出した。2011年始め「ナヌムの家のおばあさん人権問題改善要求書」を公開し、運営スタッフとの葛藤を経験したが、とうとう解雇された村山さんは、すでに10年前におばあさんへの人権侵害疑惑などを暴露した内部告発であった。昨年、日本に帰った村山さんは24日、韓国日報との通話で「当時も従業員が継続的に改善を要求したが、その中で変わったものが何もないというのがとても胸が痛い」とした。

(中略)

村山さんは、後援金の不適切な使用の慣行は「その時や今も一つも変わらなかった」と主張した。「運営スタッフは、2002年から専門療養施設を建設するとして、募金活動を繰り広げたが、生活館*1だけ大きくしただけで、おばあさんの看護システムは全く改善されなかった」というのが彼の説明である。

村山さんは当時の施設運営の改善を求めて解雇される過程で、当時、挺対協の代表だったユン・ミヒャン共に民主党当選者に会った場面も解雇した。彼は「報告書を作成し慰安婦被害者関連の市民団体に実態を知らせたが皆が沈黙した」とし「ユン・ミヒャンさんにも不当であると話しましたが、挺対協が出るには複雑な問題、と介入することを拒否した」と主張した。

(後略)韓国日報「“10년 전과 똑같다”…나눔의집 실태 제보했다 쫓겨난 일본인 활동가(「10年前と全く同じだ」...ナヌムの家の実態情報提供した、追い出された日本人活動家)」


次から次へとよく出てきますねぇ…。


水に落ちた犬は棒で叩け。これ、韓国のことわざと誤解(?)されている人がいるそうですが、元ネタは魯迅の「打落水狗」です。

「もし、犬とケンカして水に打ち落としたら、棒で打っても非道じゃないよ。だって犬は対等の敵と見なせないもんね。あいつらは道義を理解できないんだから」

確か、こんな理屈です。
叩かれなきゃ分からない、という理屈と似たものを感じます。


慰安婦の加護を失った正義記憶連帯(旧挺対協)は水に落とされた犬です。慰安婦を食い物にしていた彼らに道義は理解できないので、魯迅的には棒で叩くのが正解です。


*1:生活のための施設。