渋谷の公園2ヶ所に、「透明なトイレ」が設置されたそうです。壁が透明で中の様子が外から見えるため、汚れていないか、人がいないかが一目瞭然です。
これだけ聞くと利用する気にはとてもなりません。だって自分が中に入っても丸見えってことですから。
けれど実は中に入って鍵を掛けると壁(ガラス)が曇って不透明になるのだそうです。なんか面白そうです。
「The Tokyo Toilet」というプロジェクトの一環で設置されたトイレで、「暗い・汚い・臭い(3大K)」という公共トイレのイメージを一掃するために作られたそうです。
色んなデザインがあるようですが、その中で代々木深町小公園と、はるのおがわコミュニティパークに設置された2基の公共トイレが透明ガラスタイプのものです。
写真で見る限り、何かの実験ラボみたいに見えなくもありません。
鍵を掛けると不透明になる、というは多分、調光ガラスを使っているのだと思います。
2枚のガラスの間に液晶シートが挟まれていて、電気信号のON/OFFに反応して透明/不透明を切り替えることが出来るSFチックなガラスです。(たま〜におしゃれなオフィスや会議室で使われています)
透明ガラスタイプを含めて既に5基が利用可能になっているそうで、来夏までに残り12ヶ所、全部で17ヶ所(全て渋谷区)に様々なコンセプトの新しい「公共トイレ」が設置される予定だそうです。
これだけ個性的だと公共トイレ巡りだけでツアーが組めそうですね。