選挙結果を受けて、韓国との対話は「ムン大統領退任後」との見通しの話

昨日は選挙結果が出揃う前に寝てしまいましたが、自民党が思っていたほど議席を落としていなかったようです。単独過半数(233)は割るかな、と思っていたのですけれど最終261議席(15減)で単独過半数確保でした。(自公連立で293議席

野党の立憲民主(96議席)は共産党(10議席)と組んだ時点で票を捨てに行ったようなものだと思います。根本的な部分で相容れない相手でしょうに。

国民民主(11議席)はちょっと振るいませんでしたね。アンチ自民なら立憲ではなく国民民主に入れてみると面白かったと思うんですが。

維新(41議席)は大阪以外ではまだ存在感がありませんけれども、コロナ対策で吉村知事が率先して陣頭指揮を取っていた姿は大きなプラスイメージに働いたと思います。

お隣も選挙結果には注目していますが、今の所大分大人しい論調の記事が多い気がします。(あくまで今の所)

 

 

ニュース1の記事からです。

「仰天勝利」岸田..「韓と対話、ムン大統領退任後」


約4年振りに行われた日本の衆議院選挙で岸田文雄総理率いる自民党が仰天勝利を収めた。岸田総理が打ち出した公約も推進に弾みがつく。

1日に報道された選挙結果によると、自民党は前日に行われた衆議院選挙で地方区(小選挙区)289議席比例代表176議席の計465議席のうち261議席を獲得した。
自民党単独で国会17の常任委員会委員長と議員多数を獲得できる「絶対安定多数」を確保したのだ。


(中略)

岸田総理は選挙公約に掲げた経済対策を11月中に閣議決定し、2021年度補正(追加経済)予算案の年内成立を強く推進する見通しだ。

(中略)

外交安保政策においては国内総生産GDP)の1%以内に抑える国防費支出を2%まで拡大する。
また厳正な安全保障環境に対応するため防衛大綱の改正を指示し、危険感知時は敵のミサイル基地を戦線的に自衛隊が破壊する「敵基地攻撃能力」保有を推進する計画だ。

一方、朝日新聞は2015年の韓日慰安婦合意を主導した岸田総理として、韓国との関係は「安易には妥協できない」とし、本格的な対話はムン・ジェイン大統領が退いた後に行われると見通した。

(後略)



ニュース1「'깜짝 승리' 기시다, 공약 탄력.."韓과 대화, 문대통령 퇴임 이후"(「仰天勝利」岸田、公約に弾み..「韓と対話、ムン大統領退任後」)」より一部抜粋

タイトルで「ムン大統領」に対して「岸田」と敬称なしになっているのは原文ママです。

タイトルだけ見ると、あたかも岸田さんがムンさんと対話する気は無い、と言ったかのようにミスリードされていますが、あくまで朝日新聞の見解が引用されているだけです。まあ、実際話す機会は無いと思いますが。
記事が一番気にしているのは引用で済ませた日韓関係についてではなくその前の「防衛費拡大」と「敵基地攻撃能力」の部分ではないかと思います。あちらが言う「極右」の定義は防衛力強化や改憲のことですから。

記事に付いたコメントで最も支持されていたのは「日本を踏みにじるためにも必ずイ・ジェミョン(いいね 757)」でした。