読売新聞が5月後半にクアッド首脳会談に合わせてバイデンさんが来日する方向で調整中と報道しました。ついでに訪韓も検討中とのことです。
ムンさんの大統領任期は5月9日で切れるので、5月下旬となると新大統領との会談となります。
ちょっと意地の悪い見方をしますと、ムン政権とこれ以上お付き合いはしません、と言っているようなものかと思うのですが、韓国メディアの報道は別のポイントに注目したようです。
朝鮮Bizの記事からです。
日メディア「バイデン、5月後半に訪韓を検討」...新政権発足直後
ジョー・バイデン米国大統領が今年5月後半に勧告を訪問する案を検討していると日本読売新聞が1日に報道した。この場合、ムン・ジェイン大統領が退任して新政府が5月10日発足した直後、韓米首脳会談が韓国で開かれることになる。
読売新聞は複数の日米関係者の話を引用し、「米日両国政府はクアッド(Quad)首脳会議開催に合わせてバイデン大統領が5月後半に初訪日する方向で調整している」と報じた。
同紙によると、日本政府は参議院選挙や国会日帝などを考慮し、3月から6月の間にバイデン大統領の訪日を打診した。続いて「米政府は韓国の新しい大統領が就任後、訪韓する案を模索している」とし「ムン大統領の任期が満了する5月9日以降に日本と韓国を歴訪する方向で調整している」と伝えた。
(中略)
歴代の慣行大統領は就任後の初首脳外交として米国を訪問し韓米首脳会談を開催してきた。ムン大統領は就任51日目の2017年6月30日、ドナルド・トランプ米大統領と米ワシントンDCのホワイトハウスで首脳会談を行った。5月後半にバイデン大統領の訪韓が実現すれば、次期大統領は就任10日目にして大統領府で韓米首脳会談を開催することになる。
朝鮮Biz「日 언론 “바이든, 5월 후반 방한 검토”…새 정부 출범 직후(日メディア「バイデン、5月後半に訪韓を検討」...新政権発足直後)」より一部抜粋
タイミングに注目するなら、クアッドのついでに新大統領に釘をさしにくる、と見れなくもないんですが...。
何番目に声を掛けて貰えるか、どのくらい優先して貰えているかで相手にとっての自分の価値を測っているんでしょう。
日本の新総理が何日目、何番目に電話してくるか、に神経を尖らせている韓国らしい見方と言えばそうですね。